乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3726+3727 郡津&村野(2022.10.15)

宮之阪の次は市の境界を越えた最初の駅、郡津へ。交野市内に足を踏み入れるのも31年半ぶりです。

郡津の滞在時間は15:44着-49発の5分間。当駅で枚方市方面に戻るため、反対側のホームに廻る必要があるところ、駅の外に出ると線路を横切る道が見当たらず少々あわてることに。両ホーム間の行き来ができる通路は地下道になっていて、そこを経由して西側の改札に向かったのでした。

私市行き普通列車(郡津15:44発)
郡津駅前(西側)。リゾート風で美観でした。郡津神社の幟が並んでいるので近所にあるものと思いきや、駅東側900mほどの場所。西側には松塚公園が駅近にあります。
郡津駅外観(西側)

改札を通った後で気付いたのは、駅構内にも地下通路があったこと。単にホーム間の移動であればそっちの方が早道だったと思いますが、駅の外観を見たり撮ったりする上では(改札2往復が伴うため)必ずしも有効とは言えません。5分という限られた時間をうまく使っての東→西の移動だったと思います。


お次は一つ隣の村野。今度は同一方向なので、15:50着-16:04発と時間にゆとりがあります。

枚方市行き普通列車(村野15:51発)。進行方向左手(駅西側)には空き地が広がり、風景が一変します。

地下通路を通り改札へ。改札は私市方面ホーム側(東側)にあり、駅を出ると市街地の趣です。南に150mほどのところにあるコンビニで買い出しなどをしてから駅に戻り、再び地下通路から枚方市方面のホームに。

村野駅外観

当駅で特筆すべき点は、その枚方市方面ホーム側(西側)の開けた景観でしょう。地名で言うと「村野西町」に当たるその一帯、建物らしきものがまずないのです。

いい意味で手付かずのままな村野駅西口。交野線のチェックポイントとして、次に乗車の際には気を付けて見てみようと思うのでした。

交野線未乗降の4駅はこれにて完結。「叡山電車京阪電車1日観光チケット」の旅もそろそろ終了です。

枚方市行き普通列車(村野16:04発)

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#3724+3725 星ヶ丘&宮之阪(2022.10.15)

京阪交野線はすっかりご無沙汰状態で、学研都市線の河内磐船からの乗り換えで河内森~交野市~枚方市と乗って以来のことでした。これが1991.4.29のことなので、実に31年半ぶり。我ながら驚きでした。

なかなか機会がなかった交野線にようやくとなった訳ですが、降りて乗っての方はいつものパターン。効率重視で行程を考えたため、西三荘(14:49発)~香里園(15:03着-07発)~枚方市(15:11着-23発)~星ヶ丘(15:27着)と乗り、星ヶ丘からは徒歩で宮之阪に戻り、15:39に宮之阪を出る私市行きでまた南へ・・・という行きつ戻りつでした。

星ヶ丘~宮之阪は営業キロで0.7km。実際に歩いた距離は、星ヶ丘駅の出口が南側(逆方向)だったり、線路沿いの道が一部行き止まり(要迂回)だったりがあって800mほどでした。その距離を10分余りでとなると少々厳しいものが。急いでいたため、星ヶ丘、宮之阪ともに撮影枚数は最低限となりました。

私市行き普通列車星ヶ丘15:27発)
星ヶ丘駅外観。出口は宮之阪側ではなく村野側。ここから村野駅までは約700mでした。

宮之阪に向かう道は、地名に合わせるようになだらかな下り坂。下っていると駅が見え始め、ひと安心と思っていたら出入口に行き着くまでが案外遠く、最後は走らざるを得ない状況でした。あとで調べたら、その時の残りの距離は300mほど。発車時刻まであと2~3分という中、よく間に合ったものだと思います。

宮之阪駅前。駅の出入口はまだ先。ホームは高架なのでさらに時間を要します。
 宮之阪駅ホーム(私市方面)。私市行きは15:39発のところ1分遅れ。そのため構えて撮ることができました。

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#3723 西三荘(2022.10.15)

京阪本線の駅で意外と行きにくいのは、停まるのが普通列車のみというタイプ。かつて京阪沿線在住だった頃もその駅で下車することはなく、今回ようやくとなりました。門真市守口市の間にある西三荘です。

この時の乗り継ぎは、観月橋(13:53発)~中書島(13:56着-59発)~枚方市(14:14着-16発)~萱島(14:29着-37発)~西三荘(14:44着)というものでした。普通→特急→準急→普通と乗って約50分。改めてアクセスのしにくさがわかった訳ですが、それ故に降り乗りできた時の達成感のようなものは大と言えます。

中之島行き普通列車(西三荘14:44着)
自動改札機に「叡山電車京阪電車1日観光チケット」を通して出場。満を持しての西三荘下車となりました。
西三荘駅外観

普通のみ停車駅とは言え、複々線区間にある駅につき構内は広々。加えてホーム幅広め、ベンチも長めということで、全体的に余裕が感じられ、利用者が少ない時間帯だとゆったりした気分に浸れます。

西三荘駅ホーム

広いホームで人も些少となれば、撮影もしやすいというもの。今回は14:49発ですぐに引き返すスケジュールでしたが、ホーム上でゆっくり過ごすプランもアリだったと思います。

枚方市行き普通列車(西三荘14:49発)

叡山電車京阪電車1日観光チケット」の旅は、この西三荘が最遠。次は交野線の未乗降駅めぐりです。

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#3721+3722 桃山南口&観月橋(2022.10.15)

叡山電車京阪電車1日観光チケット」を使っての乗り降り旅、午後は専ら京阪線で本線、宇治線交野線の未乗降駅めぐりに臨みます。

出町柳を12:43に出た後、祇園四条で少々寄り道。祇園四条13:02発の特急で中書島まで乗り、そこから宇治線2駅の降り乗りです。中書島は13:13着のところ数分遅れ。宇治行きは13:23発なので支障はありませんでしたが、中書島の駅周り見物等をするには時間不足・・・当駅では乗り換えのみでした。

まず向かったのは桃山南口。13:28着で、次は13:37発の中書島行きで戻る行程です。

宇治行き普通列車桃山南口13:28発)

ホームは2面2線、改札は方面別で駅東側。少々時間があったので、南に少し行った丹後橋に向かいました。山科川を眺めた後、中書島方面の改札へ。至ってシンプルな降りて乗ってでした。

桃山南口駅ホーム
桃山南口駅中書島淀屋橋中之島線出町柳方面専用)

観月橋は13:39着。次発は13:53発なので10分以上あります。まずは駅名と同じ観月橋を歩くことにしました。

中書島行き普通列車観月橋13:39着)
宇治行き普通列車観月橋13:41発)。13000形(13007-13057編成)「響け!ユーフォニアムヘッドマーク掲出列車でした。
観月橋駅外観(中書島方面)。改札口上部を国道24号の陸橋が跨ぐ構造。

こちらは山科川ではなく宇治川。先の丹後橋と比べると高さも長さも上で、南詰まで行くと戻って来るのが大変そうだったので途中で引き返しました。駅前は橋に通じる国道24号が通り、駅と府道を越える国道の陸橋もあって往来が激しい印象。桃山南口と同じ2面2線、方面別改札の駅ですが、駅周りは大違いなのでした。

観月橋から見た東側の景観。写真中央は宇治川山科川の合流点。後方は、京都府滋賀県の境界を成す山々。

駅前(北詰)から西に目を転じると、近鉄京都線の鉄橋が350mほど先にあります。そこで特急列車を見送ったところで改札へ。宇治川に沿って1km余り歩けば中書島にアクセスできますが、その先の体力温存の必要もあって予定通り列車にしました。

宇治川に架かる「澱川橋梁」を通過する特急列車。この橋梁、橋脚がないのが特徴で、文化遺産オンラインによると「我が国の単純トラス橋で最大の径間長165mを誇る」とあります。登録有形文化財だったとは驚きです。(→参考

次に向かうは本線の未乗降駅。到着予定は50分後です。

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#3719+3720 三宅八幡&八幡前(2022.10.15)

八瀬比叡山口から「ひえい」でひと駅乗り、三宅八幡で下車。12:02着でした。ここから駅名と同じ三宅八幡までは約700mといったところで行けなくはない距離でしたが、乗り降り優先で鞍馬線八幡前へ。こちらも約700mなので、10分もあれば着くイメージでとりあえず歩き出しました。

出町柳行き「ひえい」(三宅八幡12:02発)
南側(出町柳方面)ホームから踏切を渡り、八幡神社へ。駅を後にしかけたところ、12:03発の八瀬比叡山口行き列車が入線。
三宅八幡駅前(北側)。三宅八幡神社の碑が当駅の目印。
三宅橋を渡ると「三宅八幡宮」の鳥居に出ます。鳥居をくぐれば参道。その参道を北に250m余り行ったところで左折すると、八幡前駅の南側にアクセスできます。


うまく行けば八幡前12:11発の鞍馬行きに乗って、木野(12:15着-20発)、岩倉(12:22着-37発)を訪ねることもできましたが、さすがに間に合わず。順当に12:23発の出町柳行きで叡電の旅を終えることにしました。

八幡前駅構内。「同志社レンガ」コーナーが目を惹きます。(→参考
12:23発の出町柳行きは展望列車「きらら」。メープルグリーンには、貴船口京都精華大前八幡前出町柳と長めに乗ることができました。

八幡前というだけあって、当駅から八幡神社までは約300m。距離感はつかめたので、次に叡電に乗る機会があれば是非お参りに行こうと思うのでした。残る未乗降駅(岩倉、木野)もその時に。京都市営地下鉄、京阪大津線もまだまだなので、テーマを設けて臨もうと思います。

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#3718 八瀬比叡山口(2022.10.15)

市原からは「きらら」に乗れたので、これまた長めに乗るのがいいだろうと考え、宝ヶ池まで。鞍馬線を往復、完乗したところで、次は叡山本線の未乗区間をめざします。

叡山本線は観光列車「ひえい」が行き来するのがポイント。手持ちの時刻表を見るといいタイミングで来ることがわかったので、宝ヶ池で乗り換えです。「きらら」11:40着→「ひえい」11:46発で6分の待合せ。間近で見る「ひえい」は想像以上のインパクトでした。

その「ひえい」で残る未乗区間へ。宝ヶ池~八瀬比叡山口、1.8kmと至って短距離ですが、これで叡電は完乗となり、さらには京都府内の鉄道路線も全線達成となりました。

観光列車「ひえい」(八瀬比叡山口11:51着)

八瀬比叡山口に着いたのは11:51。折り返しの出町柳行きは12:00で、再び「ひえい」に乗ります。10分足らずでしたが、駅前や構内をひととおり見て廻り、「ひえい」も各所から撮影。名駅舎で撮る名物車両といった感じで撮影会気分を満喫したのでした。

駅舎屋根、後方の山の緑、青空・・・それぞれにいい色合いだと思いました。
八瀬比叡山口駅外観。名建築、名駅舎だと思います。
「ひえい」は折り返し、出町柳行きに
「ひえい」側面。正面の大きな楕円部は横から見ると直線であることがわかります。
出町柳行き「ひえい」(八瀬比叡山口12:00発)

出町柳からの叡電の旅は、当初プランの時刻からズレたままでしたが、八瀬比叡山口12時発を以って一旦は追いつく形に。そのまま行けばすんなり京阪編に臨めた訳ですが、叡電でもうちょっと粘ることにしました。プランはこの際白紙。駅数を少しでも増やす方を優先した次第です。

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#3717 市原(2022.10.15)

鞍馬行きで再び北上し、市原で下車。ここからまた宝ヶ池方面に戻る形の降り乗りで、当駅では11:21着-28発・・・7分間の滞在でした。

市原駅北側(先頭車両車内から撮影)
鞍馬行き列車(市原11:22発)

1面1線の小駅ですが、高台にあって見晴らしは良好。ホーム北側の先は鞍馬川を越える橋梁があり、駅出入口の階段を少し下りたところで構えると、橋を渡って来る列車をいい角度で見物、撮影できます。

市原駅駅名標

次の出町柳行きは展望列車「きらら」(メープルオレンジ)であろうことは途中駅での行き違いでわかっていたため、その場所で待機。ホームから地上部まではそれなりの高さがあるので、下手に出歩くと「きらら」を逃してしまう可能性があります。そのため、基本的にホーム上で過ごし、撮る方に専念したという訳です。

市原で降り、折り返しで乗り込む準備をしていた車掌さんと話をし、メープルオレンジが来る旨を確認。確たる情報を得たのでより入念に準備し、おかげでいいのが撮れました。

鞍馬川橋梁を渡る出町柳行き「きらら」(市原11:28着)

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#3715+3716 京都精華大前&二軒茶屋(2022.10.15)

「きらら」に少しでも長く乗ろうと思いつつも、いつもの降り乗りもできるだけこなしたい... ローカルな感じから市街地メインになる辺りまでということで、京都精華大前で下車することにしました。11:03着だったので、「きらら」の乗車時間は12分。配分としてはよかったと思います。

出町柳行き「きらら」(京都精華大前11:03発)

京都精華大前は駅名の通り大学が目の前にあるため、利用者も多そうなものですが、この時は降車一人(当人)のみ。無人駅というのも意外でした。

京都精華大前駅運賃表など。当駅からは鞍馬、八瀬比叡山口出町柳の各終点、いずれも340円。

何かしらあるだろうと見込んで降りた訳ですが、少々肩透かし。いわゆる駅舎はなく、ホームが2面並ぶのみとあっては見物、撮影もすぐに済んでしまうというものです。

京都精華大前駅跨線橋「パラディオ橋」

それでも特筆すべきポイントというのはあって、当駅ではホーム間の行き来、大学へのアクセス用の跨線橋がその代表。「パラディオ橋」との名が付いていますが、その由来はトラス構造を発明したイタリアの建築家「アンドレア・パラディオ」で、パラディオの残したトラス橋の原型がこの跨線橋に活かされているのだとか。土木学、建築学の観点からも重要な橋が駅施設の一部として在るというのは意義深く、もっとPRしてもいいのではと思いました。

パラディオ橋について・・・アンドレア・パラディオ(1508~1580)は、トラスを発明したイタリア人建築家である。彼は当時、トラスを応用したいくつかの橋を設計したが、残念なことに時代に受け入れられず実現されなかった。
パラディオ橋。建築美を感じます。橋を渡ると京都精華大学

橋を端から端まで見るなり撮るなりしていたら程よい時間に。ここからは行きつ戻りつのパターンで臨むことにし、とりあえず市原をめざしました。

鞍馬行き列車(京都精華大前11:17発)。この日二度目の「‰会ヘッドマーク」掲出列車でした。

京都精華大前11:17発の鞍馬行きに乗ると、次の二軒茶屋では11:18着-19発と1分停車します。これは往路でわかっていて、手持ちの時刻表にも着・発が載っていたので、ここぞとばかりに降りて乗ってを敢行。1日観光チケットを提示して一旦下車し、同じ列車にまた乗るという毎度のあわただしさなのでした。

二軒茶屋駅鞍馬方面のりば
二軒茶屋駅を出ると渡り線タイプのポイントが現われ、列車は右側の線路へ。複線区間はここで終わり、単線区間になります。

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#3713+3714 貴船口&二ノ瀬(2022.10.15)

鞍馬を出た後は隣の貴船口で下車。10:36着-51発で15分あります。

貴船口駅ホーム。光と緑が美しい駅だと思います。
出町柳行き列車(貴船口10:36発)

時間があったので駅舎、駅周りをゆっくり見物。山中の高架駅といった形態で、高さのあるホームからは貴船川、鞍馬川の流れとその合流ポイントを見下ろすことができます。その流れは駅を出た地上部の散策路からよく見え、滝状になっているところでは川の音が実に涼し気。貴船神社へのアクセス駅ですが、そうした要素を含めた駅の方も必見(または必聴)だと思います。

貴船口駅外観
駅前の散策路から見た貴船川。清流、清音でした。
展望列車「きらら」(貴船口10:51発)

次に乗った列車は展望列車「きらら」(メープルグリーン)でした。いいのが来たので、「もみじのトンネル」区間(二ノ瀬~市原)もこのまま行こうと考え、二ノ瀬での降り乗りは見送り... と思っていたら当駅では10:54着-55発とわずかながら停車時間がありました。鞍馬に行く際に二ノ瀬で行き違いがあったので、今回もそのパターン。出町柳行きが先に着き、鞍馬行きを待つ時間が1分あったので、一応降りて乗ってを敢行しました。

「きらら」と言えばその最たる特徴は窓。ただし、特殊な加工でもされているのか車窓を撮ろうとするとピントが合いづらく、その合っていない状態のまま二ノ瀬駅での撮影に臨んだため、それなりに撮った割にはどれも残念な感じに。強いて載せるならこちらというのが以下の一枚です。

二ノ瀬駅停車中の展望列車「きらら」

駅を取り囲む緑とメープルグリーンの「きらら」はぜひ押さえたい組合せ。今度来る時は万全の態勢でと思うのでした。

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#3711+3712 一乗寺&鞍馬(2022.10.15)

鉄道の日」の翌日は、「叡山電車・京阪電車1日観光チケット」を使っての乗り降り旅。お昼までは叡電、午後は京阪の二段構えで行程を考えていましたが、ホテルからアクセスできる京阪の駅が当チケットの発売駅でなかったことからスタートにズレが生じ、予定した時刻には追いつきそうで追いつかない結果となりました。

それでもめざしていた駅は概ね訪ねることができ、未乗区間も無事クリア。ある程度の本数がある路線では何とかなるものだと改めて思った次第です。

10/15は乗降記録という点では相応の成果がありました。以降、叡電→京阪の順で何回かに分けてご紹介します。


京阪の出町柳駅で1日観光チケットを購入*1し、叡電出町柳駅へ。当初予定では9:15発の鞍馬行きで終点まで直行することにしていたところ、当駅に着いたのが9時半過ぎではどうにもキャッチアップできません。次に出るのは9:37発の八瀬比叡山口行き。これで未乗降駅の一つである一乗寺に行き、その次の鞍馬行きに乗り換える段取りにしました。

一乗寺に来たからには詩仙堂など付近の名所を訪ねるのが1日観光チケットの本分というもので、そのプランもゼロではなかったのですが、押している以上はパス。当駅では9:42着-50発と8分の滞在でした。

八瀬比叡山口行き列車(一乗寺9:42発)
駅でのんびりしていたら出町柳行き(9:44発)が到着。この815-816号車はあとで鞍馬から乗ることに。

鞍馬行きは「‰会ヘッドマーク」掲出列車(800系802-852号車)。叡電は宝ヶ池以北が未乗だったため、初めてとなる鞍馬方面の山岳区間を「パーミル」の列車で往くというのは気分的にしっくり来るものがありました。

「‰会ヘッドマーク」掲出列車@鞍馬駅

鞍馬には10:16に到着。これで鞍馬線は初乗車にして完乗と相成りました。折り返しの発車は10:19ですが、それではあまりに来た甲斐がないので、10:34発に乗ることに。駅舎、駅周りを見物、撮影し、来駅特典?の「ゆるゆり」ポストカードもいただいて復路につきました。

鞍馬駅外観。駅前には巨大な天狗の像が置かれ、その下部には鞍馬石の実物(標本)があります。
鞍馬駅の脇には「デナ21形」(カットモデル)などが。当車両のデビューは1929年。引退したのは65年後の1994年。
駅舎内部。クラシックモダンな趣の中、天狗の面がアクセントになっています。天狗と向き合う位置には、火祭で使われる松明が展示されています。改札口は出場用(自動改札)、入場用で別々になっていて、発車前の決まった時間に入場という運用でした。1日観光チケットを自動改札に通して早めにホームへという目算は叶いませんでした。
入場まで時間があったので窓口周りをチェック。「ゆるゆり」ポストカードのプレゼント企画はこの掲示を見て知りました。駅舎模型も必見。
出町柳行き列車(鞍馬10:34発)

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*1:清水五条駅の窓口で同チケットを買う旨を伝え、「連絡票」で乗車。出町柳駅には電話で連絡済みだったため、すぐに買うことができました。2,000円、現金払いです。