乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3770+3771 沖松島&春日川(2022.11.4)

琴電志度線の未乗降駅めぐり、ラストの組合せは、沖松島からの春日川(行って戻ってパターン)でした。降りて乗っての余力、余裕はまだありましたが、暗くなる前という条件下ではあと2駅がいいところ。時間は順に16:53着-17:00発、17:03着-15発で、駅周りを見物する程度であれば十分な配分でした。

 沖松島駅ホーム。1面1線で、ホームの両端に出入口があります。
瓦町行き普通列車(沖松島16:53発)
沖松島駅外観。駅東側の踏切を渡り、南に100m余り進むと御坊川に架かる沖松島橋に出ます。

沖松島、春日川の両駅はともに川に近いのが特徴。今橋→琴電志度の往路でもチェックしていましたが、東に向けて詰田川、春日川、新川の河口部を渡る区間があり、川の流れ、干満のほか、干潟や野鳥など見どころがいろいろあります。六万寺→沖松島→春日川→瓦町と西へ東へと移動する中でそれらをじっくり観賞。メインはその志度線屈指の眺望の方で、両駅の降り乗りはついでというのが実際だったかも知れません。

干潟が広がる春日川河口部(六万寺から沖松島に向かう際に撮影)。右に見える山並みは屋島

沖松島が近いのは詰田川と御坊川、春日川は駅名通りの春日川に近接。詰田川と春日川の間には線路と並行する水路もあります。そんな中から間近に見ることができたのは春日川でした。鉄橋を渡る列車とセットで撮れれば言うことなしでしたが、24分間隔ではそう易々とは行きません。まだ明るいうちに瓦町行きに乗り、志度線の旅を終えたのでした。

春日川駅構内。こちらは2面2線です。
琴電志度行き普通列車(春日川17:03発)
春日川駅西側には構内踏切があり、踏切手前の一区画に券売機が設置されています。
春日川駅出入口
瓦町行き普通列車(春日川17:14着)。この時点ではまだ明るかったのですが、瓦町到着時(17:25)には日が沈み、暗くなりつつありました。

11/4は、琴電三路線の乗り降りに励んだ一日。この日だけで新たに乗降した琴電の駅は20に上り、前日の仏生山、瓦町も加えて、全53駅中27駅を訪ねたことになりました。一定の本数が走る地方私鉄などでは、今回のような行程を組めばある程度の駅をこなせることがわかった次第。今後も励もうと思います。

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#3768+3769 八栗&六万寺(2022.11.4)

行って戻ってのパターンでの降り乗りが可能な組合せはいくつかありましたが、暗くなる前にこなすとすると計4駅といったところでした。組合せの一つは八栗と六万寺で、時刻表に従えば16:15着-26発、16:29着-36発と程よい感じ。両駅があるのは志度線高徳線が付かず離れずの区間のため、八栗から古高松南までを歩き、古高松南→八栗口とJRに乗り、八栗口から六万寺または大町まで徒歩といった別パターン*1も考えられましたが、予定していた通りにしました。

瓦町行き普通列車(八栗16:15着)

八栗は2面2線の行き違い可能な駅。駅舎もあり、日中時間帯は有人です。久々に大きな駅に来たという感じでした。駅の北側を中心に「源平屋島合戦史跡」の数々があり、名所案内には五剣山や八栗寺なども載っていることから、歴史ファンや登山客の利用も多そうな印象。六万寺界隈に至るウォーキングコースの地図もあり、その約4kmを歩いて移動というのも(時間がたっぷりあれば)試す価値ありと思うのでした。

構内踏切を渡り駅舎側へ。駅舎後方に見えるのが屋島
源平屋島合戦史跡案内図と名所案内。駅付近には「総門跡」「射落畠」があります。
八栗駅駅舎内。「“げんぺい”へおいでまあせ」のフレーズが目を惹きます。
史跡ガイドマップの一例(八栗駅六万寺駅
八栗駅外観。左のサイコロ状のオブジェは石造りで、各面に付近の名所がデザインされています。

この日は駅前の勝橋や川原川を眺めた程度。「ことでん1日フリーきっぷ」を女性駅員さんに提示し、発車数分前に入場しました。

琴電志度行き普通列車(八栗16:26発)

八栗→六万寺のひと駅乗車は、今橋→琴電志度と同じ600形(629+630号)でした。六万寺は1面1線の小駅ながら、降車、乗車ともにある程度の人数があり驚くことに。駅北側に出て五剣山を一望してからホームに戻ると、学校帰りの中高生がそれなり・・・パッと見に反して、賑やかな駅ということがわかりました。

六万寺駅構内。1面1線でホームは狭め。
六万寺駅外観。出入口はホームの両端にあります。駅名を示す看板等は見当たりませんでした。
六万寺駅駅名標。日が傾いてきて、暮色が増してきたのがわかります。

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*1:この時間帯の高徳線は古高松南16:39発→八栗口16:42着というまずまずの一本がありました。志度線の方は、瓦町行きに乗る場合、大町が16:58発、六万寺だと17:00発・・・これが明るいうちに動ける最終ラインとすると、琴電のフリーきっぷを使う分にはもったいない行程になります。

#3766+3767 房前&塩屋(2022.11.4)

八栗新道を15:46に出て、次に下車したのは房前。「房前の鼻」のカーブ区間から一望できる志度湾を再び観賞するとじきに到着・・・15:50でした。

琴電志度行き普通列車(房前15:50発)
房前は1面1線の小駅。東に100mほど歩けば房前漁港に出ます。

房前からは一つ戻って塩屋に向かいます。営業キロで0.6kmと短く、徒歩でもほぼ同じ距離なのは承知していたので歩いての移動でした。2014年10月、レンタカーで高松から鳴門方面に向かう際、両駅の間にある道の駅「源平の里むれ」に駐車して、塩屋→房前、房前→塩屋のどちらかのひと駅乗車を画策したのですが、タイミングが合わず断念。当地はその時以来の再訪になります。クルマで通った国道11号を歩き、道の駅はスルーし、とにかく塩屋へ。坂を上って下ってというのはありましたが、ゆっくりめに歩いても10分ほどで着きました。

塩屋駅外観。こちらも1面1線で、緩やかなスロープを進めばホームという構造です。駅周りに目立った建物はなく、見通し良好。山頂の形状が独特な五剣山も望めます。
発車時刻表。上りは6:53~21:41、下りは6:36~21:00の範囲でひたすら24分間隔・・・実に明快だと思います。

塩屋からは西へ。16:05発の瓦町行きに乗り、志度線の未乗降駅をめざしました。

瓦町行き普通列車(塩屋16:05発)

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#3764+3765 讃岐牟礼&八栗新道(2022.11.4)

志度から高徳線普通列車に乗り、隣の讃岐牟礼へ。JRと琴電が並行する中で、最も両線相互の乗り換えが楽なのがここ讃岐牟礼と八栗新道の組合せということで、その駅間を体感すべく訪ねました。

高松行き普通列車(讃岐牟礼15:41着)

この時の乗り換えは、讃岐牟礼15:41着からの八栗新道15:46発。5分というのは乗換時間としては短めですが、両駅とも1面1線のコンパクト設計の上、国道11号を横断してしまえばすぐにアクセスできることから何の問題もありませんでした。

讃岐牟礼駅は1面1線。緩やかなカーブ区間にあるため、列車は傾き気味。

高松行きは讃岐牟礼15:42発のところ少々ビハインド。すると琴電の方も瓦町行き(八栗新道15:43発)が出るところで、偶然にも同時発車*1を見送ることができました。

高徳線の高松行き(左)、琴電志度線の瓦町行き(右)
同時発車をしばらく見送ってからの乗り換え。国道11号を挟んだ区間志度線の大町駅手前まで)では、両列車が同じ速度であれば並走シーンが見られることになります。

八栗新道では西からの陽射しが眩しい中、ホームで1分ほど待機。琴電志度行きは定時の発車でした。

八栗新道駅外観。ホーム東端にあるスロープを経由して入場。
八栗新道駅駅名標。駅前で国道と分岐する県道145号の通称が八栗新道だそうで、それが駅名に。(JRの駅名に沿わせて「琴電牟礼」としてもよかった?)
琴電志度行き普通列車(八栗新道15:46発)

日射から逃れるように再び東へ。行きつ戻りつパターンで志度線の降り乗りに臨みました。

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*1:15:42発の列車は15:57に栗林に着くのに対し、15:43発の方は栗林とほぼ同じ距離の瓦町に着くのが16:13。スタートは同じでもJRと琴電でそれなりに差がついてしまうのが実際なのでした。

#3762+3763 琴電志度&志度(2022.11.4)

琴電志度線は瓦町から琴電志度までの12.5km。距離としてはそれほど長くない訳ですが、意外と時間がかかり、今橋から乗った列車(14:31発)は瓦町14:29発→琴電志度15:07着でした。所要時間38分です。JRの場合、栗林~志度がほぼ同じ(12.0km)ですが、栗林14:29発の三本松行きの場合、志度に着くのは14:47。駅の数に差があるとは言え、JRが琴電の倍の速さというのはかなりのもの。ということで、琴電志度に向かう往路は、その所要時間のカラクリをチェックしながらの乗車となりました。

走行中は速い時で時速50km。琴平線は70km/h、長尾線が50km/hを基調としている感じなので、やや遅い印象です。何よりの原因と思われるのは、ドア閉めから発車までに一定時間を要する駅が複数あること。閉扉すればすぐに動くというのは志度線ではあてはまらず、ひと呼吸おいてというのが運行スタイルのようです。

琴電屋島を14:45に出た後はいよいよ未乗区間へ。時間がかかる分、完乗に向けた高揚感を堪能できるのはよしとしたいところです。屋島志度(後掲)をじっくり眺められるのも志度線ならではと言えるでしょう。

かくして琴電志度到着を以って、高松琴平電気鉄道は全線での乗車を達成。あわせて、香川県内の鉄道路線の完乗も果たすことができました。

志度線600形(629+630号)@琴電志度駅。15:07着の後、折り返し15:10発の瓦町行きに。右奥の建物はJRの志度駅
琴電志度駅ホーム。長尾駅のような1面1線ではなく、こちらは1面2線。
名所案内には、志度寺のほかに平賀源内邸などが掲載。東には平賀源内記念館もありますが、なぜか掲載なし。偶然お遍路さんの姿が撮れました。
琴電志度駅外観



志度湾の眺め(房前~原)。浜辺に電車の影が映ったところを撮影。


琴電志度からは長尾線と同じパターンで、復路での降り乗りに励む手もありましたが、せっかくJRの駅が近くにあるので、一区間乗ることにしました。この時の高松行きの発車時刻は15:38。今橋で次の列車(14:55発)に乗っても間に合う時間*1でしたが、逆算して余裕を持った行程にしたのでした。

さぬき市の中心駅、志度駅。目を惹く外観です。

志度は平賀源内の生誕地。30分あればその一部なりを見物できると思っていましたが、何だかんだで時間が足りず、単なる乗り換えにとどまりました。駅前の「名物かまど」であれこれ物色したり、志度駅構内のパネル展示に見入ったりなどで押せ押せに。交通系ICカードでと考えていたら、当駅はきっぷを券売機で買う必要が・・・これも思わぬ足止め材料でした。

志度駅駅名標。後方の列車は、隣駅のオレンジタウン行き普通列車(15:39発)。
2・3番線ホーム階段。平賀源内がデザインされているのがポイント。
2番線に入線する高松行き普通列車志度15:38発)

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*1:琴電志度は15:31着。7分ではいつものドタバタ乗り換えになってしまうので、一つ前の列車にし、その前提で長尾線の降り乗りプランを組んだという訳です。

#3760+3761 花園&今橋(2022.11.4)

池戸からは花園まで乗って長尾線の旅は終了。瓦町を出てから2時間ほどが経っていました。

花園着は14:15。ここから北に歩き、次は志度線の往復に臨む訳ですが、乗車駅の候補が二つあり、どちらを選択するかで道順が変わることになります。めざすは今橋か松島二丁目か。直線距離ではなく、実際の道程で調べると今橋が約900m、松島二丁目が約1kmということで今橋にしました。琴電志度行きは14:31発だったので、それほど余裕はなし。少々早足で向かいました。

高松築港行き普通列車(花園14:15発)。ホームは南側が狭くなっていて、列車後方の撮影は困難でした。
北側にある構内踏切を渡り、駅出口へ。列車交換シーンを撮ることができました。左は井戸→高田で乗った1250形(1253+1254号)。
花園駅出口など。駅名を示す標示物がないため、駅に向かう際は下調べが必要。

脇道を入ったような場所にある花園駅と対照的に、今橋駅は道路が交差する角地にあるためすぐに見つかりました。今橋から花園だったら、駅が見つからず迷っていた可能性も。何はともあれ今橋に無事到着し、発車時刻までの間、駅西側の踏切から構内や検車区を見物することができました。

今橋駅外観
今橋駅構内。瓦町方面は構内踏切を歩いた先のホーム(左)になります。
駅併設の今橋検車区。800形2編成が待機していました。

今橋は高田と同じく、2面2線&乗降ホームが進行方向逆側の駅。琴電志度方面は左方向(北側)のホームではなく、駅舎のある右方向(南側)だったため、構内踏切を渡らずに済みました。

今橋駅駅舎内。当駅も「途中下車指定駅」です。
進行方向右側のホームに入線する琴電志度行き普通列車(今橋14:31発)。600形でした。

志度線の列車に乗るのは1988年8月以来。琴電屋島から先の未乗区間をクリアすべく、一気に終点まで乗ることにしました。

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#3758+3759 高田&池戸(2022.11.4)

井戸を13:22に発ち、次の降り乗りへ。日中時間帯の長尾線の列車は24分間隔なので、行って戻ってのパターンで臨める組合せが一応あって、この時の選択肢としては、林道まで行って木太東口に戻る、高田まで行って池戸に戻るの二つが有力でした。

往路での下見も踏まえ、有人駅で長めと無人駅で短めの組合せの方が駅の見物に充てる時間配分としてはいいだろうと考え、選択したのは高田からの池戸。高田は13:34着-46発、池戸は13:48着-56発でした。

高田は2面2線の駅ですが、進行方向と乗降ホームが逆になるのが特色。高松築港方面(上り)は進行方向左ではなく右のホーム、長尾方面(下り)は同じく左ではなく右になるため、心得がないと当惑することでしょう。

高松築港行き普通列車(高田13:34発)。進行方向右のホームから発車。

従って、上り列車の降車時は右のホーム。駅舎がある側です。女性駅員さんにきっぷを提示し外へ。駅の近くには新川に架かる高田橋があり、川を一望できます。その景色を堪能し、少し早めに駅に戻ることに。下り列車は構内踏切を渡った先のホームに来るため、安全策をとったという訳です。

高田駅外観
高田駅構内。2面2線で左が長尾方面、右が高松築港方面。
長尾行き普通列車(高田13:46発)



長尾行き普通列車(池戸13:48発)

池戸は1面1線の無人駅。ホーム南側がスロープ状になっていて、それを進むと道路に出るという至って単純な構造で、駅の出入口がハッキリしないところがまた一つの特徴と言えます。

池戸駅外観。公道とホームはスロープで直結。

散策する時間が多少はあったので、駅裏手の西徳寺に行ってみることにしました。道が廻り込む感じだったのですぐにアクセスできる訳ではなく、前まで行ったところで時間切れに。小走りで駅に戻り、事なきを得ました。駅構造のシンプルさに助けられたと言っていいかも知れません。

高松築港行き普通列車(池戸13:56発)

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#3756+3757 公文明&井戸(2022.11.4)

長尾線は終点の長尾から西に戻る際、公文明、井戸、白山と小駅が続く訳ですが、この区間の特徴は何と言っても駅間が短いこと。その営業キロは順に0.7km、0.6km、0.5kmで、長尾~白山でも1.8kmという近さです。

こうなるとどこかしらで徒歩移動を入れるのがお決まりのパターン。長尾~公文明、井戸~白山でもよかったのですが、公文明で降り井戸から乗ることにしました。どちらも駅名が一興というのがその理由です。

長尾12:55発で公文明は12:56着。この間乗客は一人だけで、貸切状態でした。公文明で降車1、乗車ゼロだったことで少なくとも公文明~井戸は旅客なし(ある意味、回送列車)という状況に。正直驚きでした。

高松築港行き普通列車(公文明12:56発)。乗客0人で次の駅へ。
公文明駅外観。1面1線のシンプルな駅です。



長尾駅発車前の車内の様子。他に乗客はなく「1分間貸切列車の旅」を楽しみました。

次に乗る高松築港行きは、井戸発13:22。0.6kmを移動するばかりなのでかなり余裕があります。長尾街道を西に進めば駅はすぐに見つかると思っていたところ、「井戸駅→」といった標示がどこにもなく少々戸惑うことに。一つ手前の踏切道から駅の位置を確認し、再び西へといった具合でした。

白山がよく見える場所に来て撮影。この踏切から250mほど歩くと井戸駅に出ます。


そんなこんなで井戸には13:10頃に到着。ちょうど長尾行きの列車が着くところでした。また長尾まで行って戻って来る手もありましたが、駅の見物、撮影がおろそかになってしまうのでここは見送り。白山駅の北にある白山(標高203m)を眺めつつ、ホームでゆったり過ごすことにしました。

長尾行き普通列車(井戸13:10発)
井戸駅は1面2線。ホームからは「讃岐七富士」の一つ、白山が一望できます。
高松築港行き普通列車(井戸13:22発)に乗車。定刻通りでした。

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#3755 長尾(2022.11.4)

高松琴平電気鉄道の三つの路線のうち、全く乗ったことがなかったのが長尾線。初めての乗車で一気に終点まで行くことにして、未乗降駅の降りて乗っては復路に回すことにしました。

瓦町での乗り換えは12:08着-13発。1300形1307編成に乗っての片道35分余りの往路でした。

街なかを走り、途中の高架駅(水田)を過ぎるとローカル観が出てくる長尾線。遠くに屋島を一望した後、三木町の中心部や田園地帯を抜けると早くも長尾です。瓦町から15番目。琴平線で同じ15番目は岡田になりますが、所要時間は45分超・・・両線を比較すると、路線の長さ、各駅間の距離がそれだけ違うことがわかります。長尾線はよりお手軽な路線という感覚です。

長尾到着は12:49。四国霊場第八十七番札所の長尾寺までは東に約300mという好アクセスですが、この日はやはり乗り降りに専念したいため、すぐに引き返す行程としました。

長尾駅駅名標高松築港から17番目で、駅ナンバリングは「N17」。名所案内には長尾寺のほか、第八十八番札所の大窪寺(約17km)も載っています。
長尾駅外観。長尾寺にちなんだ寺院風の造りではなく邸宅風(またはモデルハウス風)。
長尾駅終端部。線路をこのまま延ばすと長尾寺に直結。

折り返しの1300形1307編成は12:55発。次は駅間の短さを活かした降り乗りに臨みます。

高松築港行き普通列車(長尾12:55発)

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#3754 伏石(2022.11.4)

一宮始発の列車で次に向かったのは高松琴平電気鉄道で最も新しい駅、伏石。2020年11月の開業で、香川県最新の駅でもあります。

伏石は11:46着-12:01発で15分の滞在。新しい駅だけに見るべき撮るべきものが少なくなく、すぐに時間が経ってしまった感じです。

高松築港行き普通列車(伏石11:46発)。新しい駅を背景にすると古参の車両も新車のように見えるから不思議なものです。

複線かつ高架にある駅で、2面2線。国道11号を跨ぐ形でホームがあり、駅の上を高速道路(高松自動車道)が横切るという構造はなかなかのものがあります。駅舎は国道を挟んで北と南にあるため、出入口も北口、南口に分かれる形。今回は北口を出て、駅前広場、ロータリーなどを見物しました。広々とした造りで、交通結節点として整備されていることがよくわかりました。

伏石駅ホーム。ホームには屋根がありますが、その上をさらに大屋根(=高速道路)が覆う箇所があるのが当駅の特徴。
伏石駅出入口。有人駅ですが、この写真を撮った時点でちょうど昼の不在時間(11:56~12:56)に。
伏石駅外観(北口)。新鋭の駅舎という印象を受けます。
国道11号を挟んだ先には南口の駅舎があります。高架ホームの上の構造物は高速道路(高松自動車道)。
高松築港行き普通列車(伏石12:01発)。綾川→滝宮で乗った1080形1083編成でした。

琴平線の未乗降駅探訪は伏石で終了。次は長尾線の降り乗りに臨みます。

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