乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3880 太東(2023.9.3)

八積から南下し、この日に目標としていた最後の未乗降駅へ。東浪見長者町の間にある太東です。当駅は17:29着-39発・・・他の駅と比べ、短時間の滞在でした。

大原行き普通列車太東17:30発)

太東は思いがけず構内が広く、2面3線。駅舎、出入口があるのは八積と同じく上りホーム側(西側)で、下りホームから駅舎に向かうのに跨線橋を経由する点も同じ。大きく異なるのは1面1線+1面2線という構造でしょう。中央に位置するその一本は2番線として一応残っていますが、駅設置の時刻表を見る限り2番線を使う列車はなく、休止状態。線路のサビ具合や雑草の生え方からして納得した次第です。当駅止まりや始発も設定できる構造と言えますが、そのような予定はなさそうです。

1・2番線ホームから見た太東駅駅舎
太東駅構内。左(西側)から3番線、2番線、1番線。1・2番線ホームの仮囲いは待合室の撤去工事によるもの。
跨線橋からの眺め(駅南側)。中央(2番線)の線路は見るからに休止中。
駅舎、改札口があるのは3番線(茂原・千葉・東京方面)側
太東駅外観

帰りは駅舎側の1番線から。上総一ノ宮行きに乗り、帰途につきました。今回のように本数がそれほどではない区間で降り乗りをまとめてこなそうとすると、どうしても行ったり来たりが増える訳ですが、結果としてその往復はかつてない感じに。ラストの太東→上総一ノ宮の移動を以って、東浪見太東は3往復、太東長者町と上総一ノ宮~東浪見は2往復となりました。時間や方向・方角を変えつつ同じ沿線風景を見る、撮るというのもなかなかない展開。水戸線両毛線の未乗降駅を訪ねる際も、似たようなパターンになる可能性は大・・・その試行という意味でも、外房線5駅の探訪は意義あるものだったと思います。

上総一ノ宮行き普通列車太東17:39発)


上総一ノ宮から先、18きっぷで帰るなら18:06発の大船行きに乗るのが順当な線。ただしこの日は臨時快速「B.B.BASE外房」の運転日につき、それで一気に両国へというプランを組んでいました。ここまでの乗り降りの行程は、実はこの列車に合わせてのもの。上総一ノ宮に17:46に着いた後、「B.B.BASE」が到着する18:19までの約30分は、少々駆け足でしたが当の「上総国一之宮」(玉前神社)の参拝にあてることもできました。我ながらいいプランだったと思います。

「B.B.BASE外房」(上総一ノ宮18:19着-27発)
「B.B.BASE」6号車側。「CHIBA 150th ANNIVERSARY」(期間限定)ヘッドマークがポイント。

18きっぷ(+指定席券)で乗車できる臨時快速はありがたく、心強い限り。途中、本千葉に停車(蘇我、千葉では運転停車)したのみで、感覚としては特急(またはそれ以上)に近いものがありました。終点の両国には19:38着。不定期特急「新宿わかしお」(上り)が上総一ノ宮(17:10発)→秋葉原(18:16着)というのを考えると、「特急並みの快速」と言っていいでしょう。「B.B.BASE」の臨時列車、今後も大いに活用しようと思うのでした。

「B.B.BASE外房」(両国19:38着)

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#3879 八積(2023.9.3)

長者町から再び北上し、上総一ノ宮での乗り換えを経て八積へ。千葉~上総一ノ宮の範囲であれば早々に乗降済みであってもよさそうなところ、今回ようやくとなりました。

千葉行き普通列車八積16:55発)

八積での滞在時間は16:55着-17:10発で15分ほど。当駅は千葉県唯一の村、長生村にあり、同村にあるただ一つの鉄道駅です。駅を降りたのが初めてなら、長生村に足を踏み入れたのも初めて。時間が限られる中、村に来た記念になるものが何かないかと見回すと、駅前に郵便局を見つけました。その名は長生郵便局。その名称が記録される訳ではないですが、ATMが稼働していたのでワンポイント記帳をすることにしました。ATMコーナーに入った時点で17時ちょうど。この日最後のATM利用となり、外に出たところでクローズとなりました。

八積駅外観。駅舎は、長生村コミュニティセンターと一体化した造り。「CHOSEI VILLAGE 70th ANNIVERSARY」のポスターが目を惹きます。

郵便局の他は、駅周りにめぼしいものはなく、駅舎合築のコミュニティセンターも静かな状態だったので、残り時間は専ら駅構内で過ごしました。ホームは直線で、2面2線。跨線橋からの見晴らしは良好で、何はなくとも居心地のいい駅だと思いました。

跨線橋からの駅構内の眺め。駅舎は上りホーム側(南側)にあります。到着した列車は17:07発の千葉行き。
八積駅ホーム。大原行き普通列車(17:10着・発)入線時の様子を撮影。

駅名が八積なのは所在地の旧村名によるもの。八積を含む三つの村が合併して長生村になったのが1953年なのだそうで、今年は70周年の節目に当たります。節目ついでに駅名を「長生」に変更する手もありそうですが、そうした動きはない模様。仮に長生駅になった暁には、きっぷの類がちょっとした人気アイテムになることでしょう。


↓ 車内掲出の「路線ネットワーク」。ここに載っている外房線の駅(右下)のうち、9/2までは5駅が未乗降。八積駅をクリアしたところで残り一つと相成りました。

「路線ネットワーク」

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#3878 長者町(2023.9.3)

東浪見を15:48に次に向かったのは長者町。2022年12月も臨時特急「いすみマラソン*1が当駅発で設定され、年に一度だけ特急が停まる駅としてかねてから注目していた駅です。

あくまで臨時ではあっても特急停車駅となれば、一定の規模の駅であろうことは想像できます。実際に降りてみると、しっかり駅舎もあり、窓口も稼働中。何駅かぶりに18きっぷをしっかり提示した上での下車ができました。

木更津行き普通列車長者町15:55発)
駅舎内。ゆったりしていて、過ごしやすい雰囲気。
長者町駅外観

駅がそれなりなら、駅周辺も何かしらあるだろうと考え、当駅での滞在時間は長めでいいことにし、予定通り15:54着-16:38発で。バス通りを行き来するなどして、1km以上を散策しました。

得るものはありましたが、さすがに40分余りというのは長過ぎたようで、駅には16:20に一旦戻る格好に。着くと特急「わかしお16号」が通過するところで、その2分後には大原行き(16:22発)が発車するというタイミングでした。長者町での時間を長めにとっていたのは、単に行って戻ってパターンでの降り乗りに臨む上でそうなっただけの話で、もっと練っておけばより有意義(かつ時間的な冗長もなし)な行程が組めたと思い至った次第。

その行程は、上総一ノ宮(14:31着-43発)→浪花(15:05着-15発)→東浪見(15:33着-48発)→長者町(15:54着-16:22発)→三門(16:24発-35発)→...というもの。上総一ノ宮で乗り換えた木更津行きでさらに先をめざし、浪花まで行けば駅数も増やせた上、その後の1駅あたりの時間も間延びしない感じにできた訳です。詰めが甘かったと言わざるを得ませんが、降りてみないとわからないなど、出たとこ勝負な面もあるので、そこは結果論(たまたま時間的余裕が長かったetc.)なのかなと。せいぜい次の乗り降り旅に活かそうと思うのでした。

長者町駅を通過する特急「わかしお16号」
大原行き普通列車長者町16:22発)。三門にはこの列車で行く手もあったという話です。
長者町駅は2面2線で、駅舎があるのは下りホーム側。上りホームへのアクセスは跨線橋のみ。その跨線橋で待機し、上総一ノ宮行き普通列車長者町16:37着)を撮影。

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*1:2022年は12月4日に運転。その前は2019年まで毎年のように走っていました。

#3876+3877 三門&東浪見(2023.9.3)

「路線ネットワーク」上の房総方面の範囲は、外房線内房線ともに途中まで。房総半島をすべて含むと千葉県全域になってしまい、茨城、栃木、群馬との整合がとれなくなるためと思われますが、外房線が大原、内房線が君津という区切り方も意見が分かれそうな気がします。

その設定の妙ゆえ、内房線については君津まで全駅クリアできていた一方で、外房線の方は未乗降が多く、上総一ノ宮~大原の間の4駅などが長年の課題でした。という訳で、成田線我孫子支線)、東金線での降り乗りを経て、次はその4駅へ。まず向かったのは最も遠方の三門でした。

求名~大網~上総一ノ宮と移動し、上総一ノ宮14:43発の木更津行きに乗車。三門には14:56に着きました。次はまた上総一ノ宮方面に戻るので、その列車(15:24発)までしばらく時間があります。三門駅自体は1面1線の小駅ながら、近くを国道128号が通り、店などはありそうな印象。動ける範囲で国道を行き来するなどしましたが、駅から片道500mの移動範囲においてはめぼしいものはなく、単に散歩して終了といった感じでした。

木更津行き普通列車(三門14:57発)
三門駅ホーム。整備が及んでいない印象が強く、駅名標も役目を果たせてない観あり。
三門駅外観

曇り空ベースだったのでそれほど暑くはなかったものの、1km程度は歩いたせいか駅に戻る頃にはバテ気味状態。列車の涼気に救われる格好でした。涼をとりつつ10分ほど乗り、次は東浪見で下車。当駅でも行って戻ってのパターンにつき、滞在時間は15分ほど(15:33着-48発)になります。

上総一ノ宮行き普通列車東浪見15:34発)

東浪見は2面2線で、三門と比べると構内は広め。出入口は東側にあり、上り列車の降車時は跨線橋を渡ってそちらに向かう必要がありましたが、次に乗る下り列車はダイレクトで済みます。ただし、出入口とホームとの間には高低差が。階段またはスロープからのホームという構造になっているのが特徴です。

跨線橋から眺め(南側)。一見すると、木々に囲まれた駅といった趣です。
駅出入口。駅名の表示部や柵の造りは、三門駅と共通するものがあります。階段を上がった先が下りホーム。
下りホームから見た出入口など。駅舎に相当する建物がない代わりに、出入口付近には「待合エリア」が設けてあります。

当駅も国道128号にはアクセスしやすい立地でしたが、15分だとあまり遠出はできません。この時に歩いた距離は片道200mほど。その範囲内にあった「Campsite TORAMI」に立ち寄り、そこで数分過ごしてから駅へといった具合でした。

木更津行き普通列車東浪見15:48発)

上総一ノ宮を出てから、かれこれ1時間余り。行きにくい駅での降り乗りは、やはり時間がかかるもの・・・そんなことを実感しつつ、次の未乗降駅をめざしました。

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#3875 求名(2023.9.3)

駅数は少なくとも、アクセスしづらいことで全駅の乗降が果たせない路線の代表例として東金線があります。中間駅三つのうち、東金と福俵は2012年3月に下車(→参考しましたが、残る一つがなかなか... 今回ようやく訪ねることができました。求名*1です。

成田から求名に向かうには、総武本線経由(佐倉~成東)、外房線経由(千葉~大網)の二つのルートが考えられますが、この時は千葉から東金線に直通する列車があって、そちらで。千葉12:54発で、求名には13:34に着きました。

成東行き普通列車(求名13:34発)。ある程度の人数が下車し、皆さん足早に駅の外へ。

1面2線のシンプルな駅で、ホーム屋根は基本的にはなし。駅舎は東口にあるものの、券売機や簡易改札機などの駅設備はホーム上にあるという合理的なスタイルで驚きました。屋根があるのはその券売機周りのみ。ホームと跨線橋を結ぶ階段(下部)が出入口に相当し、階段を上がれば駅の外で、あとは跨線橋を通じて西側にも東側にも出られるという構造*2もまた独特だと思います。

券売機、簡易Suica改札機などはホーム上に。窓口も一応あります。
求名駅出入口。階段から先は駅の外。
跨線橋から見た求名駅

ホーム上に建物はあっても、そこに駅名の表示がないのがまたポイント。東側は駅舎があるのでまだいい訳ですが、西側にはないため、アクセスの仕方によってはそこが求名駅とすぐにわからない可能性はあります。西側にあるのは、縦書きメインの駅名板(または駅名柱)。それが一応目印になっているようでした。

跨線橋からの眺め(北西方面)。「GUMYO STATION」の看板が目印。左にカリヨン通りの住宅街、右に城西国際大学(千葉東金キャンパス)が望めます。

とりあえず大学キャンパス方面をめざし、「カリヨン通り」を散策。通りからは高級感ある住宅街にアクセスできます。その光景に目を見張るとともに、最寄駅が簡素なことに改めて驚いた次第。キャンパスに近い駅であるという点も含め、橋上化までは行かずとも何らかの整備をしてもいいのではないかと思いました。

跨線橋で風に吹かれつつ、次の列車を待機。入線シーンを撮ってから階段を降り、乗車しました。乗ったのは成東で折り返してきた千葉行き。発車は13:54です。

千葉行き普通列車(求名13:53着)

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*1:求名で「ぐみょう」。難読駅と言えるでしょう。京急横浜市営地下鉄弘明寺(ぐみょうじ)もまた高難度な駅名です。

*2:似た例としては、両毛線の思川(→#3681)が挙げられます。ただし駅設備はホーム上でなく、南北を結ぶ跨線橋の途中にある点が異なります。

#3873+3874 布佐&下総松崎(2023.9.3)

青春18きっぷの残りを使い、千葉県内の未乗降駅めぐりに出かけました。今回も「路線ネットワーク」(→PDFの範囲でのクリアが目標。まず向かったのは成田線我孫子支線の二つの駅でした。

我孫子支線我孫子~成田)の中間駅は全8駅。これまで東我孫子(1993.10.4)、湖北、木下(2002.6.9)、新木、安食、小林(2015.9.5・・・#3015#3017の順で降り乗りしてきましたが、なかなか一気に行かず、布佐と下総松崎が残っていたという訳です。東我孫子で初めて下車した日から実に30年近く。支線レベルでも全駅達成に年月がかかるケースはあるもので、我孫子支線の難度の高さを改めて認識することになりました。

この日の同線での行程は、我孫子9:47発→布佐10:02着-10発→湖北10:17着-25発→下総松崎10:50着-11:21発→成田11:28着。布佐では同一方向(成田行き)の列車を素直に待つ手もありましたが、10:32発まで30分近くというのは時間的に持て余す感があったので、いつもの行って戻ってを組み込む形にしました。

成田行き普通列車(布佐10:03発)
改札内コンコース。広々していて驚きました。
布佐駅外観(南口)。橋上駅舎化されたのは30年前だそうで、これまた驚き。
我孫子行き普通列車(布佐10:10発)

下総松崎でも同じような行きつ戻りつができないか調べましたが、当駅では上りと下りの行き違い(ほぼ同時発車)が日中時間帯はマストにつき、同一方向を待つしかありません。駅舎、出入口は下りホーム(成田方面)側だったため、この時は跨線橋を昇り降りせずに済みましたが、我孫子方面に向かうパターンではその分が負担ということに。もっとも30分あれば跨線橋の行き来も余裕・・・今更ですが、あえて跨線橋にトライしてもよかったと思うのでした。

成田行き普通列車下総松崎10:51発)。右隣の列車(我孫子行き)も10:51発。
ローカルながらホームは長め。我孫子方面の2番線へのアクセスは跨線橋オンリーです。その2番線ホーム後方は昔からの田園風景。

我孫子支線に初めて乗ったのは1970年代後半のこと。下総松崎は当時も田圃の中にあると言っていいようなローカル駅だった訳ですが、その後も当駅を通り過ぎる度に(いい意味での)変化の無さを目にしては不思議と安堵感を覚えたものです。駅舎もおそらくは旧来のまま。駅名標ともども現役で頑張ってほしいものだと思います。

趣深い改札口、駅名標。佇まいは無人駅ですが、有人でした。18きっぷ利用者としてはありがたい限り。
下総松崎駅外観
1番線ホームと駅舎。鄙びた観のあるこの駅舎もまた当駅の見どころ。
成田行き普通列車下総松崎11:20着-21発)

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#3872 鹿沼(2023.8.27)

「路線ネットワーク」(→PDFの範囲で未乗降の駅が残っているのは、北関東では水戸線両毛線のほか、日光線があります。午前中に宇都宮線の2駅をクリアしたことで絞られてはきたものの、支線レベルだとより難度が上がるため一朝一夕では行きません。まして16時台スタートとなると自ずと限られてきます。この時は単純往復にとどめました。

日光線の未乗降駅は三つ。このうち、時間的にちょうどよかったのが鹿沼でした。宇都宮16:16発で、鹿沼は16:30着。その後は、16:47発で宇都宮に戻るという行程。1駅のために往復約45分というのはもったいない気もしますが、本数や行き違いの設定を考えるとこれでもいい方なのだと思います。

日光行き普通列車鹿沼16:30着-31発)

鹿沼始発・終着の区間運転もあるため、ホーム構造は2面2線で構内も広め。駅舎は西側にあり、ホーム相互の移動は跨線橋経由です。到着時は駅舎側のホームでしたが、宇都宮に戻る際のホームは反対側。JTB時刻表の路線図では、当駅が鹿沼市の代表駅として「◎」で示されている訳ですが、こうした構造からして市代表の観は弱めな印象です。とは言え橋上駅舎とするほどの意義はなく、東側が竹林地とあっては致し方ないところでしょう。

16:31、1番線から日光行きが発車。駅舎は1番線側にあります。
鹿沼駅改札口

駅舎が西側に配されているのは市の中心街が駅の西にあるためで、ごく当然の配置と言えますが、その中心エリアや主な観光スポットまで距離がそれなりにあるのが難点。駅を出てもパッと見でめぼしいものがないとなれば駅舎を見物する程度・・・むしろ駅周辺(上野町界隈)に限れば、この駅舎こそが名物と言っていいかも知れません。

鹿沼駅外観。駅舎はリニューアルされ、2014年3月に供用。
駅出入口付近にある案内板には、観光スポット等への所要時間目安なども。美術館はまだしも、屋台展示館や観光物産館がある中央公園、「木のふるさと伝統工芸館」などはタクシー利用でのご案内。市役所、今宮神社、まちの駅「新・鹿沼宿」も同じような距離感です。
宇都宮行き普通列車は2番線から。16:46着-47発でした。

ともあれ鹿沼での降り乗りを果たせたことで、日光線の未乗降駅は文挾と下野大沢の二つに。宇都宮芳賀ライトレール線はいずれ乗りに行くことになると思うので、両駅はその際にでもと思います。

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#3871 宇都宮駅東口(2023.8.27)

かしの森公園前を14:25頃に出たので、往きと同じスピード感だと終点の宇都宮駅東口には15:20には着く見込み。急いで帰るつもりもなかったので、かしの森公園前から300円で行ける平石中央小学校前まで乗り、車両基地のある隣の平石まで歩いた後、平石から宇都宮駅東口まで乗車し終了という段取りも考えました。混雑激化が予想されたため、一本前の列車は見送った訳ですが、待望の次の列車も結構な混み様に。西に向かうにつれ乗客は増える一方で、途中下車はしない方が無難という判断に至りました。

平石中央小学校前~平石の徒歩プランは条件次第という面も。営業キロ0.5kmとは言っても、暑い中ではやはり厳しかったでしょう。車両基地の見物は次の機会にと思います。

ベルモール最寄りの宇都宮大学陽東キャンパスからは乗客が大挙。平石~宇都宮駅東口に限って増発しても良さそうな勢いでした。完全にラッシュ状態になってしまったため、この先の四つの電停(陽東3丁目、峰、駅東公園前、東宿郷)では下車するのも困難な様相。ICカードがあれば全扉から降車できるとは言え、扉に向かうまでがひと苦労・・・陽東3丁目~東宿郷で降りた客はいなかった?と思われます。

間もなく宇都宮駅東口電停

そんなこんなで宇都宮駅東口には15:18頃の到着*1。概ね想定通りでした。15時台ながら、芳賀・高根沢工業団地方面の列車を待つ客はまだまだ多く、降車の人波が動いた後もホームは大入り。発車時刻の遅れは80~90分といったレベルになっていました。

宇都宮駅東口電停の壁面デザインシート・・・カクテルやサックスはシンボル的なものですが、餃子はどこの店の品かであれこれありそうな...
HU300形「ライトライン」車内の様子。宇都宮駅東口では、降車後にすぐに発車することはないので、こうした撮影が可能。3両編成での座席定員は50人。扉の脇にはICカードのタッチ部があり、乗車時は下、降車時は上のセンサーにタッチする設定になっています。
HU305編成@宇都宮駅東口。3両編成中、両先頭車両はAとC、中間車両はBという具合にアルファベットが振られています。
日中時間帯は1番線が発車ホーム、2番線が降車ホームという運用。発車標に表示された時刻に従うと、次は14:00発。15:30頃の発車となれば1時間半のビハインドということに。

とりあえず予定よりも宇都宮駅に早く戻って来れたので、東口のイベント会場でゆっくり過ごすことに。最初に立ち寄ったのが「LRTでお出かけしてタッチ!スペシャルクーポンチャンス」なるコーナーでした。ライトレールの乗降時に使ったICカード*2で試したところ、会場で使える200円割引クーポンが(一応)「当たり」。これを使って何か買うべく会場を一周し、カップアイスなどを購入しました。アイスを注文する前後から、またまた雨が降り出してきたため、電停近くの施設「ライトキューブ宇都宮」で雨宿り。屋内でアイスを食べつつ、雨が弱まるのを待ちました。

タッチクーポンの順番待ちの際、ライトラインの乗降時の要点などをまとめたボードを見ておさらい。これと同じ内容のものが各停留場に掲出されていてもいいと思いました。
LRTでお出かけしてタッチ!スペシャルクーポンチャンス」での「当たり!」画面
カップアイス(いちごバニラミックス)。「ライトラインクッキー」つきで400円(のところクーポンで200円也)。

小降りになったところで再びイベント会場を廻りましたが、そろそろ終了のムードに。開業記念グッズもひととおりは見たものの、雨だ何だで落ち着かず、買わずじまいとなりました。団扇やステッカーなどのノベルティはいただいたので、それで満足したというのはあります。

宇都宮駅東口電停外観


以下は、復路(かしの森公園前→宇都宮駅東口)で撮った中からの参考画像です。

平石中央小学校前電停の周辺案内(抜粋)。鬼怒通りから離れて専用軌道区間になり、平石、平石中央小学校前を経て、鬼怒川橋梁にかかるまでの範囲がこちら。平石~平石中央小学校前は歩けない距離ではありませんが、沿道に建物がないのが難点。夏場の晴天時は直射日光に対する覚悟が必要です。
14:57頃、平石に到着。当停留場は2面4線のため、折り返し運用や通過待ちも可能。
鬼怒通り上(平石~宇都宮大学陽東キャンパス)の交差点信号機。赤信号が基本で、クルマは矢印に従って進行。横に付いている「電車用」がLRT専用。ライトレール車両は、黄色矢印が点灯中に進めます。(日本信号の建物がたまたま信号機後方に入る構図。あとで調べたら、同社の企業主導型保育施設「シグナリオキッズ」の建物でした。)

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*1:宇都宮芳賀ライトレール線はこれにて完乗となり、栃木県内、関東地方の鉄道路線も改めてクリア。関東では、路線の新規開業があるごとに今後も追いかける形になります。

*2:往路、復路で複数のICカードを分けて使ったため、チャンスは2回。ということで、割引クーポンも2枚。

#3869+3870 芳賀・高根沢工業団地&かしの森公園前(2023.8.27)

宇都宮芳賀ライトレール線は、併用軌道、専用軌道、交差点を越える上り下り、本格的な橋梁、アンダーパス、急なカーブ、LRTにしては急な勾配と要素が実に多様。車窓の眺めも変化に富んでいて、常時カメラを構えながらの乗車でした。

制限速度の都合上、もともとスピード感がないところに中央分離帯を走行する区間では信号待ちの分が加わり、遅れ気味。乗客が多いのはもっともだとして、現金での降車客が少なくなかったりすればさらに遅れが上乗せされ、途中の平石では乗務員を交代するのかどうかを無線で確認するといった一幕も。遅延の幅が広がる中、その状況をクールダウンさせるかの如く、宇都宮市から芳賀町に入った辺りから雲行きが怪しくなり、終点の一つ手前、かしの森公園前ではまさかの豪雨に見舞われました。これだけの雨だと運行に支障が出そうでしたが、そこは「雷都」を走るライトライン。難なく快走し、芳賀・高根沢工業団地に無事到着しました。

13:24頃、かしの森公園前に着くと雨が激しさを増し、豪雨の中を芳賀・高根沢工業団地へ
芳賀・高根沢工業団地電停の壁面デザインシート。メインビジュアルは本田技研工業のサイト。
芳賀・高根沢工業団地電停ホーム。運賃、利用案内、路線案内、時刻表、周辺案内が見やすく配置されています。
(折り返し)宇都宮駅東口行き各停

この日は時刻表も何もあったものではないので、本来の到着時刻も折り返しの発車時刻も不明。着いたのは13時半頃だったので、東宿郷からの時間は55分*1ということになります。こちらとしては長く乗っていられる分には一向に構わないので、満足感は大でした。

芳賀・高根沢工業団地電停外観

停留場を見物、撮影しているうちに雨は小降りに。傘が要るレベルでしたが、隣のかしの森公園前まで歩き、その間にライトラインの走行シーンを撮ることにしました。

雨のかしの森公園通り。かしの森公園前電停は奥。歩いている間、牧畜臭を感じ、工業団地なのになぜ?となった次第。近くに御料牧場があることはあとで知りました。

折り返しの宇都宮駅東口行きは13:40過ぎに発車。動画で撮りつつ、濡れた路面に反射する車体を注視しつつ、見送りました。かしの森公園前までは営業キロで0.7km。早足で移動していればその一本に間に合ったかも知れませんが、横断歩道の位置や信号のタイミングなどを考えるとどのみち難しかったでしょう。かしの森公園前を発車したのは13:44頃。列車が去った後、電停の壁面デザインシートを遠くから撮り、次に乗る列車が来るまで当の公園で過ごすことにしたのでした。

かしの森公園前電停外観
かしの森公園前電停デザインシート

公園からは停留場の様子が一応目に入ります。芳賀・高根沢工業団地で待機中の列車はないので、乗るとしたら終点まで行って戻って来る分ということになるのですが、これがなかなか来ません。買っておいた軽食を口にしながら、列車の往来を見守ること5分余り。園内に雨を完全に除けられる場所がなかったというのもあって、停留場に移動しました。

雨宿りをするつもりが、停留場に着くと見事に晴れ上がり、今度は日射に難儀する格好に。いずれは車内で涼をとれるのだからと引き続き待った訳ですが、芳賀・高根沢工業団地行きが来たのは何と14時過ぎ・・・驚いたのはその次の列車も接近中だったことです。都電荒川線でもよく見かける玉突き状態。後続の方は14:05頃の発車でした。

14時頃、芳賀・高根沢工業団地行き各停がようやく登場

かくして芳賀・高根沢工業団地では一時的に2編成がとどまる形となり、待ち時間=発車する・しないをズームで確認する時間と相成りました。折り返しの宇都宮駅東口行きが着いたのは何と14:12頃*2。小雨の中を見送った一本前の列車が出てから30分が経っていたことになります。信号が変わってからの発車だったので2分ほど停車。運転間隔が空いている分、この先さらに混むと考え、これには乗らず、次を待つことにしました。

運賃、路線案内など。かしの森公園前から東宿郷、宇都宮駅東口は400円。
14時過ぎの発車標。宇都宮駅東口行きは遅れに遅れて1時間半近くが経過。結局、12:44発は14:14頃の発車でした。
かしの森公園前から見た芳賀・高根沢工業団地電停。14:10頃、宇都宮駅東口行きがようやく動き出しました。
14:14頃、宇都宮駅東口行き各停が発車。一本前は13:44頃発だったので30分のインターバル。

雨が降って多少は涼しくなった一方で、急に晴れれば蒸し暑さの方が勝ります。公園の洗い場に行って体を冷やすことも考えましたが、次がいつ来るかわからない以上は動けません。熱中症リスクが高まる中、待望の宇都宮駅東口行きは14:23頃に到着。暑い中でしたが、心理的にはヒヤヒヤ・・・救いの一本でした。

14:23頃、宇都宮駅東口行き各停が到着。当列車も信号待ちで、発車は数分後でした。

あとで知ったのは、他の停留場では体調を崩して乗車を見送った人が出たとのこと。電停の端などに水道設備でもあれば少しは予防になるものと思います。


以下は、往路(東宿郷→芳賀・高根沢工業団地)で撮った中からの四選です。

鬼怒通りから離れ、専用軌道に。勾配とカーブを進みます。(宇都宮大学陽東キャンパス~平石)
鬼怒川橋梁からの眺め。ライトレール沿線屈指の景観です。(平石中央小学校前~飛山城跡)
清原地区市民センター前。前後は、清陵高校前、グリーンスタジアム前で、「~前」が三連続。全19の電停のうち、名称が「前」で終わるのは七つと多め。
専用軌道区間のカーブ例(グリーンスタジアム前~ゆいの杜西)。雲は多めながら、この時点では晴天でした。

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*1:通常ダイヤでは46分など。東宿郷11:50発を基準とすると、芳賀・高根沢工業団地は12:36着でした。

*2:発車標によれば、これは12:44発。後発は12:56発になります。遅延が拡大し、1時間半ほどのビハインドになっていたという訳です。

#3868 東宿郷(2023.8.27)

新たに敷設した路面電車という括りで言うと、1948年4月開業の万葉線(当時は富山地方鉄道伏木線)以来という宇都宮芳賀ライトレール線。開業日初日の8/26に訪ねるつもりで計画を立てたものの、一般客向けの営業列車のスタートが15時台で、早々に乗るためには整理券が必要との話だったので、翌日にシフトしました。

宇都宮線の未乗降駅めぐりを終え、宇都宮に着いたのは11:41。ライトレールに一日乗車券の設定があれば乗り降りに励むところ、そうしたものは(開業記念等を含めて)特になかったため、全区間を何らかの形でクリアできればいいという考えでこの日は臨むことにしました。

野崎と片岡に行くのを後回しにして、快速ラビットで着いてすぐにライトレールに向かっていればまた違ったかも知れませんが、お昼に宇都宮駅というシチュエーションだったので、軽く昼食をとってからライトレールという段取りに。開業記念メニューをチェックするなどを経て、最終的にウツノミヤテラス1階のスーパーでテイクアウト系の品を買って済ませることにしました。

その1階のエントランスを出ると、ライトレールの乗車待ちの列(最後尾)がちょうど目の前。案内では30分待ちとのことでしたが、しばらく待ったところで見切りを付けました。営業キロで0.4kmと至って近くのため、隣の電停から乗ることに。往路で完乗をめざすのであれば起点の宇都宮駅東口から乗る必要がありますが、それよりは少しでも駅数を増やす方がいいだろう・・・そんな判断の上での見切りでした。

東宿郷電停外観。一つ前の芳賀・高根沢工業団地行きが停車するところを撮影(12:27頃)。

隣は東宿郷。停留場は方面別で離れていて、芳賀・高根沢工業団地方面は東宿郷交差点を越えた先でした。信号待ちで割を食う形になりますが、ライトレールの姿が見えていない限りは何のその。停留場に着いて数分後、芳賀・高根沢工業団地行きが到着し、ほぼ待ち時間なしで乗ることができました。

東宿郷交差点をはさむ形で各方面の停留場が配置。手前が宇都宮駅東口方面、奥が芳賀・高根沢工業団地方面。
東宿郷電停の壁面デザインシート。ライトレール線の全停留場には、壁面の一部に写真やイラスト等による「個性化シート」(→参考)と称するデザインが施されています。周辺地域の特色などを表現する取り組みなのだそうで、目を惹きます。撮りにくいのが難点ですが、必見でしょう。

案の定、車内はラッシュ状態でしたが、乗車できればまずは御の字。発車は12:35過ぎでした。停留場の発車標では11:50発となっていたので、時刻表に従えば実に45分遅れ。遅延の原因は察するに余りある感じでしたが、この後それらがより明確になるのでした。運行会社側としては織り込み済みだったのか、想定外だったのか、そこは定かではありません。

芳賀・高根沢工業団地方面の発車標。11:50、12:02と出ていますが、撮影したのは12:34頃。
芳賀・高根沢工業団地行き各停が到着(12:35頃)


以下は、午前中の宇都宮駅東口電停の様子です。

JR宇都宮駅から撮ったライトレールの停留場など(9:35頃)。午前中の方がスムーズに乗車できた可能性はあります。
東西自由通路から見た宇都宮駅東口電停とLRT車両「ライトライン」(→詳細)。先進的かつスタイリッシュな印象を受けます。

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