時には義父母宅で一泊して、ということもあります。#2512の富士見町は、その一例ですが、この日は距離的には遠回りながら、乗り降りを増やす上では有意義ということで片瀬山まで送ってもらいました。東京に戻るのであれば、大船や藤沢に出るのが至便なのは言うまでもないですが、そうはならない訳です。
湘南モノレールには一日フリーきっぷ(600円)が一応あるのですが、取り扱いが大船駅のみ、しかも当日発売・当日有効なので、他の駅から乗り降りを始める場合は買えず・使えずです。決して縁遠くないはずの湘南モノレールで未乗降の駅がチラホラある(湘南町屋・片瀬山・目白山下の3駅)のはそうした事情にもよります。
片瀬山駅は坂道の途中にあります。片瀬目白山の丁字路からカーブしながら坂がなだらかに下りてきて、それにモノレールが並行する構図のため、坂の上方を見遣ると、大船行きが下ってくるのが早い段階からわかります。
入ってくるのを外でゆっくり眺めてからホームに来ても、こんな感じで写真が撮れる…懸垂式のモノレールでは、地上とホームの間に高低差があるのが普通ですが、ここ片瀬山はそれがないに等しい!ということに改めて気付きました。道路とほぼ同じ高さに来る懸垂式モノレールの駅というのはあまり例がないのではないでしょうか。