乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#2962 福島(2015.01.10)

この日の午後は、気圧配置がよくなかったようで、晴れてはいても風がやたら強く、東北エリアなどで列車の運行に影響が出ました。名取でよもやの足止めを食ったものの、仙台に辿り着いたおかげで、何とか展望が開け、ダメもとで新幹線の窓口に問い合わせると、「仙台〜福島の区間に限り、18きっぷ有効」とのありがたい答えが返ってきました。新幹線や特急列車では、18きっぷは乗車券としての効力がないため、別に乗車券を買った上で特急料金などを払う必要がありますが、強風のおかげで思わぬ特典を得た恰好です。自由席特急券(1,840円)を買い、18きっぷを提示し、新幹線改札へ。次に来るのは、「はやぶさ・こまち」(16:30発)でしたが、あいにく福島には停まらないので、その次の「やまびこ148号」に乗ります。これで間隔が開いてしまうと新幹線に乗る意味が薄れてしまう訳ですが、折りよく16:34発。福島には、16:56に着きました。普通列車だと、これに1時間を足すくらいの時間がかかるので、1,840円で1時間(短縮)を買ったような感じです。何はともあれ、これで東京に帰り着く目処が立ちました。

新幹線の福島駅での降り乗りは、実はこの日が初めて。外は薄暗く、雪が舞う中でしたが、せっかくなので、しばらくホームを見物してから改札を出ることにしました。ホームを歩いていて気付いたのが、「つばさ148号」との連結があるということ。もしかすると、E3系のリニューアル車両(「おしどり」デザイン)が来る?と思っていたら、見事的中し、連結シーンなどを撮ることができました。新幹線に乗れただけでもラッキーでしたが、それに上乗せするような幸運です。禍転じて福(福島だけに)とはよく言ったものだと思います。





↑ シンボルマーク…春を表す「桜」と「ふきのとう」(→参考PDF

さて、太子堂からの復路で、当初予定していた福島行きにそのまま何の支障もなく乗って来た場合、福島到着は15:50でした。新幹線のおかげでキャッチアップできたとは言え、1時間遅れであることはどうにも変えられません。新幹線から在来線の旅に戻るにあたり、次に乗る列車が気になるところですが、やはり強風の余波は続いていて、黒磯行き16:28発が遅れに遅れているとの情報。で、その次の17:24発の黒磯行きが定刻に出るということで、これに乗り込み、ひとまず一件落着です。

珍道中は、なおも続きます。

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