乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3355 東淀川(2018.08.20)

JR総持寺から新大阪に向かう途中、これまで下車できそうでできなかった駅を訪ねることにしました。新大阪の一つ手前、東淀川です。

新幹線の発車時刻から逆算すると、あまり余裕はない感じになっていましたが、JR総持寺を発つ際に、その次が9分後に来ることは確認していたので、何とかなると考え敢行。東淀川での着・発は、16:27−36となりました。ちょうどいい塩梅です。

9分間あれば、いろいろとできそうですが、東淀川では次のようなテーマがあり、詰め込む感じに。新しくできつつある橋上駅舎の下見、駅舎リニューアル時に廃止される地下通路や現行駅舎などの見納め・撮り納め、同じく廃止となる「開かずの踏切」の現況観察・撮影... これらに加えて、Suicaでの出場&きっぷでの入場というのもありました。JR総持寺からの運賃は、東淀川も新大阪も同じ220円ですが、東淀川で下車すれば、東淀川〜新大阪の分が別にかかります。幸い、この時の新幹線のきっぷは「大阪市内→都区内」。市内の駅であれば、そこから使えます。そのメリット*1を活かすべく当駅で降りたという訳です。


↑ 踏切通過中の米原行き快速列車(新大阪16:28発)



↓ 東淀川駅を通過する網干行き快速列車(新大阪16:31着)

西明石行きを降り、ホーム北側を見れば「開かずの踏切」(北宮原踏切)。南側には、橋上駅の通路などがすでに姿を現し、完成が近いことがわかりました。閉鎖を控えた地下通路を通り、東出口へ。通路も駅舎も時代を感じさせるもので、駅のリニューアルが踏切対策(→参考のみならず、老朽化も背景にあることを実感するのでした。

廃止される踏切は、北側の北宮原踏切と、南側の南宮原踏切。東口の駅舎を出ると、北宮原踏切は目の前で、ちょうど遮断中でした。16時半過ぎ、特急「はるか」(数分遅れ?)が通過すると、踏切は半分開放。当踏切は、東の第1(21.4m)と西の第2(24.8m)に分かれていて、第1を開け、第2は閉じといった運用*2により、途中までは行けるようになっています。そんな驚きの光景も今秋*3に見納め。第1、第2ともに開いたところも含め、しっかり見物、撮影し、引き返しました。


↑ 第1踏切前のお知らせ。末尾には「廃止予定 平成30年末頃」とあります。



↓ 第1が開くも第2は遮断中




↑ 第1・第2ともに開放(16:33)


↓ 構内地下通路。橋上駅舎オープンにあわせて廃止され、上下ホーム間の移動は跨線橋で、駅の東西は橋上部分(改札外)に併設される自由通路で、という形に。







↑ 北宮原踏切を通る列車のシーンもこれで見納め...

16:36発の新三田行きで、新大阪へ。甲子園からの阪神→六甲ライナー→JR→阪急→JRの行程は、発着時刻の下調べがない中で臨んだ訳ですが、無事こなすことができました。新大阪での乗換時間は15分(16:38着−53発)・・・多少の余裕はありましたが、もしどこかで遅延などあったら、危なかったかも知れません。乗り降り旅は、定時運行あってのもの。そのありがたみを改めて実感した次第です。

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*1:と言っても、東淀川〜新大阪の営業キロは0.7km。いざとなれば歩いて行ける距離です。

*2:途中開放時(向側閉鎖中)は、車の進入は禁止。

*3:JR西日本の9/19付リリース(→参考で、11/11未明の廃止が発表。