ほぼ満席だったポートラムは、途中の蓮町で多くを降ろし、終点の岩瀬浜に着いた頃には三々五々といった感じになってました。それでも折り返しの富山駅北行きには、何人かが乗ってきて、決して寂しい趣にはなりません。噂のフィーダーバスが入ってきたのは、ポートラムの発車準備が進む中でのこと。その接続の良さには大いに感心しました。乗客がいない状況ができないようになっている、という訳です。
到着から発車までの8分ほどが、ここ岩瀬浜での散策時間でした。もう少し天候がよければ、海の方(岩瀬漁港か岩瀬浜か)まで足を伸ばすというのもあり得たのですが、この日も寒く、雪模様だったので、早々に引き返すことにしたのでした。いかに我が身が北陸仕様になっていないかを思い知るばかりですが、こういうコンディションだからこそ先を急ぐ、というのも正論だろうとは思います。(でもライトレールの雪の旅路はまだまだ軽度だったことを後で叩き込まれることになります。夕方以降の乗り降り旅は、そりゃあもう、だったのです。)