伊豆多賀での滞在時間は10分。09:44に同駅を発つと、熱海09:52着−09:58発と良好な接続で、あとはひたすら東海道本線を西へ向かいながらの降り乗り旅となります。
名だたる本線の旅は何がありがたいかと言えば、10〜20分程度で次が来る、ということでしょう。西行き列車の始発駅が複数あるのも強み。おかげで細かい着・発の設定ができ、この日の往路終着目標である豊橋に至るまで途中6駅を乗降記録に新たに加えることができたのでした。(東海道線の駅はこれまで東京〜沼津は全て、そこから西は飛び飛びだったのですが、その飛んだ駅を少しでも減らすべく組み立てました。)
まずは片浜(10:22着)。1987年3月21日の開業(JR発足の11日前)ということで比較的新しく、当時の新駅らしいシンプルな構造が特長と言えます。(ついでに駅周辺もシンプル)
片浜を10:41に出て、次は一つ挟んだ東田子の浦。滞在時間は10:47−11:08の20分ほど。木造駅舎の外壁に富士山が描かれているように、本来なら富士山がよく拝める駅なんでしょうけど、この日は夏晴れの割にはNGでした。富士見ができないと、時間を持て余してしまうのがここの弱点ですね。(写真にあるバスで吉原中央駅?へ、と思ったところで、よくよく調べると岳南鉄道の駅でも何でもなく、富士急静岡バスのターミナルだというから冷や汗ものです。20分で次の電車が来るというのは理に適っていると言えそうです。)