その地にある特殊な某に行く用件がないとまず行くことがない駅というのがあります。東京モノレールの新整備場がそのいい例で、航空会社の関連施設に行く向きがない以上、そうそう行けるものではない…前々からそう思っていました。
この度、ひょんなことからANAの機体メンテナンスセンターの見学会に行く機会が得られ、ちょうど「沿線お散歩1dayパス」という一日乗車券(700円)も出ていたことなので、勇んで出かけることにしました。(屏風浦、新整備場と新着の駅ログが続きますが、続く時は続くものなのです。)
駅は地下にあり、やや暗め。改札フロアも閑散としていて、パスを呈示したところで、あまりチェックが働いていないような、そんな印象でした。長めの地下通路を経て、地上へ。機体工場は右手方向にしばらく歩いた先にあります。その長く続く道路に出たところで、何やら飛行機の音が。振り返ると政府専用機らしき機体が近づいてきて大いに驚かされたのでした。
見学会に行く前にちょっとした見物ができました。易々と来ることのできない駅というのはやはりひと味違います。