小野から粟生までは2駅・5分。14:29に着くと、その折り返しで14:39発になります。つまり過ごせる時間は10分間。はるばるやって来たのにこの短時間です。ただし、JR加古川線と北条鉄道を加えた三社が共用する駅にしてはこじんまりしている上、駅周辺も至ってローカル。遠出しない限りはちょうどいい時間と言えそうです。
ちなみに、この14時半という時間帯では比較になりませんが、14時過ぎの場合は、同じ三宮に向かうのでも神戸電鉄とJRとでは大きな差がつきます。神鉄が粟生14:09発で三宮に着くのが15:30(湊川で10分、または新開地で7分の乗換)。JRは14:07発で、加古川で5分の乗換で三ノ宮には15:06着(その差は20分以上)。粟生線の利用者が減り続けて赤字拡大中というのは、こうした背景もあるようです。スルッとKANSAIのような乗り降り自由なパスがあるからここまで来れる、だがそういう客ばかりでは困る…今回の粟生線の旅、利用者増に少しでも貢献できたと思いたいところです。
↑ ローマ字表記(入力する字数)が最短になる駅名は、JR山陰本線の飯井(I I)、JR指宿枕崎線の頴娃(E I)、JR長崎本線の小江(O E)の3つにこの粟生(A O)を加えた4つ。