武蔵砂川から西武立川まで、仮に1.5kmくらいとすると、早歩きすれば20分程度と見込むことができます。ところが実際は営業キロで2km! 当然のことながら、(武蔵砂川16:28発→)西武立川16:30発に間に合うはずもなく、西武立川駅まであと600mというところで、その16:30発の拝島快速を動画で撮って見送ることになったのでした。
そうなると次の16:48に乗るまでは逆に時間があります。西砂町の踏切では、富士山と見事な夕照を見つけ、それを追いながらゆったり・・・否、夕日が沈む前に駅に着こうということになり、結局早足になってしまうのでした。
西武立川駅とその周辺は、かつて拝島線で通りがかった時の記憶では、とにかくローカル感にあふれていました。広々した感じは以前のままだったので、このように富士山を眺めることもでき、新年浅い時期だけに空気も澄んでいて、絶好の風景になったのだと思います。年の初めだからこそ、よりよい乗り降り旅をしたいもの。それが叶い、富士山をありがたく拝む訳ですが、夕日(太陽)の方はすでに見えなくなっていて、西の空に暖色を残すばかり。ただ、時間はたっぷりあったので、しばし余韻に浸ることができました。
もう一つ思いがけなかったことがあります。それは西武立川駅が大層立派な駅舎になっていたこと。これを見て拝まない訳にはいきません。言わば「駅詣」です。