運行を終えた小田急線の3つの車両(通勤車両5000形、HiSE10000形、RSE20000形)が、さよならイベント"THE LAST GREETING"でいよいよ見納めになるというので、海老名の電車基地まで行くことにしました。初日はあいにくの天気だったので、2日目の3月25日にシフト。春らしいまぁまぁの天気のもと、無事見納め・撮り納めができました。(下段写真参照)
どうせ海老名まで出向くのであれば、その付近の未乗降駅に足を運ぶのもいいだろう、と考え、事前に調べておいたのが小田急の相武台前から相模線の相武台下に向かうバス便。神奈川中央バスの回数券の半端なのが手元にあったことも手伝い、そう決めたのですが、日曜の13時台は1本のみ。それに合わせることにした分、さよならイベントを十分堪能できたのはよかったと言えます。
相武台下の北、相模川沿いに磯部という土地があり、そこに向かうバスに乗った訳ですが、相武台前から相武台下の間、米軍キャンプや座間公園などで降りる客はなく、相武台下駅に来てやっと一人降りるという状態。その一人は、駅で15分ほど待つことにするのでした。
業務委託駅なので有人ですが、改札は簡易式なので、事実上無人と言えます。とりあえず券売機で切符を買い、茅ヶ崎に向かうことにしました。途中、再び海老名の電車基地が見える?という読みもあったからです。
↓ 2010年度の一日平均の乗降客数は1,092人(松島海岸より少なく、鹿島神宮よりは多いレベル)
電車基地にいた際、相模線が通りそうで通らない不思議な線路があることを知り、その実態を見極めたいというのもありました。実際に近くに来ると、相模線はその小高い線路敷の脇を走り、電車基地は断続的に少々見える程度でした。今回のようなイベントがあっても気付く人は少ないでしょう。
この線路、相模線と相模鉄道を結ぶ連絡線であることがあとでわかりました。車両の輸送時などで使われるそうです。