島原鉄道で諫早方面に戻ります。途中、諫早湾干拓事業地がよく見渡せるであろう「不知火橋」に出るバスに乗り換えるため、「干拓の里」で下車。バスは長崎県営で、駅最寄の停留所名は「尾崎」でした。ここから「不知火橋」行きの系統があることは事前に調べてあったものの、停留所に出ていた時刻表がどうにも怪しい。朝と夕方のみ走る系統の時刻しか出ていなかったのです。
不審に思い、国道57号沿いに出ると、「尾崎バス停はこちら」と標識が出ていたので、それに沿って別の停留所を見出し、そこには確かに「不知火橋」行きの時刻表も路線図もあり、ひと安心・・・と思ったらこれが大ハズレ!
バスは来たもののずっと前方で進行方向を左折。最初に見つけた怪しい停留所を経由するルートで北に向かってしまったのです。
干拓の里駅に着いたのは13:11。バスが尾崎を通過する時刻は13:26。本数が少ない中での上々のプランだった訳ですが、これで大幅に予定が狂ったのは言うまでもありません。
仕方なく不知火橋まで30分歩きました。当初予定では、13:30には当地に着き、ゆったりと干拓事業地を眺めながら、長崎本線の肥前長田駅に出て、13:54発の鳥栖行きでのんびり佐賀に向かうつもりだったのです。不知火橋に着いたのが14時頃ではもうどうにもなりません。
幸い肥前長田駅の近くに「東長田」というバス停があり、14:33通過の諫早駅行きのバスに乗ることができたので、何とかなりました。何はともあれ国道沿いに出れたのが大きかったと思います。
そんな訳で、肥前長田での乗降記録はなし(写真のみ)。長崎電軌と島原鉄道を中心とした乗り降りレポート、これにて終了です。
☆次回は1週間後。東北方面の新たな乗り降り旅を綴っていく予定です。お楽しみに。