陸羽西線では水量豊富な最上川を眺め、川が遠ざかった狩川駅では、遠く風力発電設備を望み、そのまま庄内の地に入れば、すっかり晴れ晴れとした中、稲穂が光り輝くのを目の当たりにし、と車窓を楽しみつつ直通で酒田へ。新庄を出てほぼ1時間の旅でした。酒田は17:16着−34発で、いよいよ日本海沿い、そして秋田県入りとなります。
県境に近い吹浦〜女鹿間で日本海が現れます。そこで撮った何枚かの中からの一つがこれ。まだ高さはありますが、西に傾く陽射しはなかなか強烈…直視できないので、デジカメに任せて撮ったらこうなった、という一枚です。
左に日本海、右に鳥海山という美景をしばらく堪能し、酒田を出てやはり1時間ほど経った18:37、羽後本荘に到着。普通ならここで終着となりそうなところですが、ローカル線パスの旅はまだ続きます。
↑ 開業90周年の羽後本荘駅
↑ 由利高原鉄道のきっぷうりば(左に各種チラシ、右に記念切符類となかなか熱心)
都合よく同一ホームで乗り換えが可能だったので、そのまま行けばよさそうなものの、一度改札を出て駅舎や窓口を撮り、再び中へ。由利高原鉄道は今回が初めてなので、襟を正す意味でもしっかり改札を通るべし、なのです。発車は18:47。まだ明るさが残っていたのは幸いでした。