この日のメインイベントは、秋田内陸縦貫鉄道(内陸線)の乗車。「東北ローカル線パス」のいいところは、この内陸線の急行「もりよし」に、急行料金を追加するだけで乗れてしまうというのがあり、それがわかったことで、今回のプランの軸ができたと言っても過言ではありません。角館発は、12:17。羽後四ツ屋での遅れが嘘のように、角館着はほぼ定刻の12:07。乗り遅れると一大事になる訳ですが、無事乗り換えができました。
JR駅を一旦出てから内陸線の角館駅へ。かつて駅舎だけは見物したものの、内陸線の乗車は今回が初。実際に乗ってみると、沿線の見どころ盛り沢山で、乗車そのものが観光といった塩梅でした。
比較的詳しい沿線案内地図を持ち込み、前展望がバッチリな席を確保し、準備万端でしたが、その上に女性アテンダントによるガイドが加わるので言うことなし。急行の名の通り、基本的にはスピード感たっぷりな一方、田んぼアートなどのスポットでは徐行または一時停止してくれるので、メリハリ十分。全線乗っても急行料金320円、というのは破格だと思います。
↑ こうした景観は内陸線ならでは(羽後太田〜西明寺)
↑ 車内販売品を撮らせてもらいました(チーズ饅頭「笑内」(1つ90円)とポストカード(300円)を購入)