乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#2702 合川(2012.07.21)

約5.7kmに及ぶ十二段トンネルを抜けたのは13時前。その5分後には、内陸線の一大スポット、比立内橋梁に差し掛かります。比立内川などを見下ろす景観はもちろん見応え十分ですが、それにも増してこの宙を渡るような線路の格好と言ったらそれはもう…です。この区間も最徐行のため、思う存分見たり撮ったりできるのはいいとして、やはり落ち着かないものがある。線路から来る浮遊感のせいでしょう。

阿仁合には定刻の13:25着で、停車時間は2分。運転手交代に伴う停車ですが、「すぐの発車」とのことで降り乗りは叶わず。山間を走ってきた内陸線は、ここから里地になり、小渕の辺りでは田圃が広がる中に再び田んぼアートが出現。内陸線の愛称「あきた美人ライン*1」が見事に描き出されていて大いに感服しました。

田んぼアートはこの後3つ見ることができ、ラストの「浜辺の歌」(=譜面アート)を楽しむと時刻は14時に近づき、終着前の最後の急行停車駅、合川に着きます。




ここでは下り*2の「急行もりよし3号」との交換待ちのため、停車時間3分と少し長め。下りが来るまでは何とかなる、ということで一応下車しました。ただし、アテンダントさんを交えて先頭車両を撮ったりなどしているとすぐに発車時間となり、改札を通るには及ばず。合川は有人駅です。本来なら改札を通って降り乗りとすべきところ、ここは例外的に運転手さんにパスを見せて下車した段階で「降り」扱いとしました。駅舎外観の写真がないのは、こうした事情によるものです。

合川発は14:02。内陸線の旅は残り約15分です。

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*1:正確にはあきたと美人の間にハートの絵文字が入ります。田んぼアートにはそれとわかる逆三角形が見えます。

*2:秋田内陸縦貫鉄道は、上りは地図通り北、つまり鷹巣方面で、下りは南、角館方面としています。