比較的アクセスしやすい路線ながら、その料金の高さなどからなかなか乗り降りに行けないのが北総鉄道。ただし、一日乗車券が発売されれば、話は別です。その一日乗車券「コスモス・ラーバンきっぷ」が9/19から発売開始となり、最初の適用日(土休日)を迎えました。9/21、京成高砂駅まで出て定期券売場で購入。大人1枚1,000円です。北総鉄道の端から端までが片道780円ということを考えれば、そのおトク度がわかります。
これさえ手にすれば、何の気兼ねもありません。早速アクセス特急でその東の端、印旛日本医大まで。京成高砂から24分、9:42に着きました。これで通常780円、というのはやはり高い気がしますが、営業キロは32.3キロ。常磐線だと北千住〜取手とほぼ同じ距離です。JRだと、この距離で540円(約30分)なので、早く着くことも加味すれば、妥当な線かも知れません。ともあれ、一日乗車券の旅にしてはあっさり終端に来てしまった、という次第です。
↑ 乗って来たのは右側の京急車(1000形)。同時刻、羽田空港行きのアクセス特急が到着(こちらは京急600形)。
↑ 次に乗るのは10分後(9:54発、印西牧の原行き)
さて、印旛日本医大駅は、北総鉄道と京成電鉄の共用駅*1に当たるため、駅ログとしても、それぞれでカウントし、とりあえずアクセス特急で着いたので、#2757を京成、北総鉄道の普通で隣の印西牧の原に向かったため、#2758を北総としました。一回で駅数が稼げるパターンですが、数え方が悩ましい例でもあります。
そんな印旛日本医大駅、「関東の駅百選」というだけあって、なかなか立派で感服しました。北総鉄道乗降のラスト駅としてとっておいてもよかったかも知れませんが、この日のプラン上、まずは当駅。あとはひたすら西に戻りつつ、寄り道しつつ…になります。
折り返しで乗ったのは、北総車でも京成車でもなく、何と都営車。相互乗り入れでは、各社間で線路と車両を貸し借りするため、その帳尻を合わせるためにこういうケースが多々見られる訳ですが、面白いのはこの都営車、次の印西牧の原止まり(9:57発−59着)、ということ。ひと駅分走るだけでも、何らかの調整に役に立つということでしょうが、利用者としてはわかりにくい話です。しかも、この都営車、牧の原の車庫に一旦入る云々(とのアナウンス)。益々どこの車両だかわからなくなります。
↓ 「コスモス・ラーバンきっぷ」(→詳細)