乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#2790+2791 内部&西日野(2013.10.06)

鈴鹿線をクリアしたので、三重県内の近鉄路線のうち、未乗なのは残り2つになりました。近鉄四日市から出る「内部線」「八王子線」です。この記事にあるように、いずれは近鉄から分離することになるため、乗っておくなら今のうち。近鉄週末フリーパスが使える間がチャンスということで、今回の旅では一つのメインテーマだったのです。

近鉄四日市には、9:10に到着。内部行きの内部線は、9:23発なので、それなりに余裕がある訳ですが、初めての路線なので勝手がわからず、迷い気味。乗り換えに迷うことを織り込んだ時間的猶予と言えそうです。内部線・八王子線は、名古屋線湯の山線と改札が別。一旦外に出て乗り換える点、そこで待っている車両が通常より小振りという点で、東急の三軒茶屋田園都市線世田谷線)に似ていると思います。

ナローゲージの車両は、予想以上に幅が狭く、遊園地の乗り物に通じるものがありました。車内を見学・撮影していると、ちょうどいい具合に発車時刻になり、いよいよ"体験乗車"がスタート。スピード感はなく、時折ギーギー鳴るのがまた一興です。カーブに来れば、当然のようにガタゴトと音を立て、正しく「乗り物」を楽しむ世界。沿線風景の密着感もポイントでしょう。線路幅が狭いのが特徴ゆえ、線路脇の建物など間近に迫ってくるのです。BRT(バス高速輸送システム)に転換する話が現実になったとしたら、それは無理というもの。専用道路にするには、拡幅する必要がありそうです。それだけコンパクトな路線なのです。

乗客が多いのは、「近鉄の内部線」の乗り納めのため?と思っていましたが、この日は「第13回 東海道ウォーク」の開催日で、そのスタート地点が内部駅だったから、というのを着いてから知りました。内部線の利用増にもつながる催しで結構だと思いますが、単なる旅行者は車内で少々肩身が狭かったのも事実。とにかく狭さを実感した往路でした。




内部では9:39着−43発と、ごく短時間。ウォーク参加者の下車や集合に紛れ、撮影ままならず、いい構図で車両を撮ろうとすれば、いきなり発車!でドタバタでした。このドタバタした感じは、八王子線に乗り換える日永駅でも続き、乗換時間1分というのをわかっていながら、悠長に駅や車両を撮っていたら、乗るべき列車のドアが閉まってしまう事態に。運転士の方が気付いてくれたので無事乗れましたが、今度は恐縮の思いでまた身を狭めることになります。日永は9:53着−54発で、八王子線の一駅区間は、2分の乗車。西日野には9:56着−10:02発で、乗って来た列車で戻ります。西日野→近鉄四日市の直通です。




再び日永に着いたところで、内部行きの列車との交換があることを知り、発車時刻を尋ねると10:06:50とのこと。時刻表では、10:05着−06発なので、50秒がおまけのように思えますが、駅の外に出るには構内踏切を渡る必要があり、その踏切は内部行きが発車するまで開かないため、あっさり断念。日永駅は、乗換記録はあっても、乗降記録は付かない、という結果になりました。

そんなこんなで、近鉄四日市には10:21に着き、内部線〜八王子線の旅、約1時間が終了となりました。次に来ることがあれば、「近鉄ではない内部線・八王子線」になった後でしょう。その時は、別の会社の駅になっているので、近鉄四日市ではなく、また違った駅名になっているはず。改めて1つの駅として記録したいと思います。

↓ 乗って来た260系車両@近鉄四日市(線路幅が注目ポイント)

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