「つつじ」に乗った時点で、カラフルトレイン10色のうち、4色達成。駅の降り乗りに加え、列車のバリエーションも楽しめる旅というのはなかなかいいものです。加えて、実際の花を見る楽しみもところどころにあるのが渥美線の魅力と言えるでしょう。往路、三河田原に向かう途中で一瞬目に留まり、復路、豊島〜やぐま台の間で改めて目にし、やぐま台で下車して目の当たりにしたのが菜の花の黄色。寒々とした中ですが、咲く所には咲いているもので、しかと観賞させてもらいました。
↑ 菜の花畑と田原街道(後方に見えるのは田原臨海風力発電所)
やぐま台での滞在は、9:53着−10:08発の15分。まずはその菜の花のある北側(主に田畑)を訪ね、次に南側の住宅地*1を少し歩き、といった具合でしたが、北から南へ吹き抜ける寒風強く、決して優雅なものではありませんでした。早めに切り上げ、ホーム上の待合室で数分過ごし、次を待ちます。やって来たのは「桜」。5色目です。
↑ カラフルトレイン「桜」@やぐま台
隣駅、杉山は10:10着−26発で16分。往路で通った際は、交換待ちで2分の停車時間(8:38着−40発)があったので、その時に降り乗りを強行する手もあったのですが、新豊橋、三河田原の順で行きたかったので、見送りました。往路で見た杉山駅周辺は、これといって目に付くものはなかったので、過ごし方には一抹の不安あり・・・実際に下車し、辺りを見渡すも、やはり15分を過ごすには少々厳しいものがありました。地域商店のようなものは定休日で入れず、あとはコンテナ然とした野菜直売所(無人)があるばかり。引き続き風が身にしみる状況です。6色目の「しでこぶし」が入ってきた時は正直ホッとしました。