千倉で初めて降り乗りしたのは、ちょうど7年前の2007年4月1日。ただし、当時はきっちりした写真を撮っていないことがままあり、千倉の掲載は見送っていました。順番では、和田浦(#2333)と本納(#2335)の間。その空白を埋めるべく、今回改めて千倉を載せることにします。先の18きっぷ旅(2014.03.21)では、安房鴨川から「リゾートあわトレイン」に乗り、その途中、千倉では19分の停車時間(14:05着−24発)がありました。その際の写真です。
千倉での停車時間が長いのは、ホーム上で「南房総のお宝グルメ市」が開かれるなど、ちょっとした企画があるためですが、往路(浜金谷→安房鴨川)で同じ催しをやった後につき、復路では残り物しかなく、お宝というほどのインパクトはありません。「クジラメンチカツ」が買えただけでもよしとしないといけないでしょう。そのグルメ市、ひととおり売った後はトレイなどが軽くなり、そこに折からの強風が吹き、何やらあわただしい状況に。実はこの時、風だけでなく、天候も怪しくなっていたのです。幸い駅の外にいる間に降られることはありませんでしたが、写真の通り、雲行きはかなり危ない様相。あわてて、あわトレインに戻る格好になりました。
その後、千倉の隣、九重に着く前後には、粒上の物体が降って来る始末。車窓がワイドだと、雨霰の世界もじっくり堪能できます。さまざまな気象が楽しめるのもリゾートのうち、ということなのかも知れません。