4月5日〜6日の旅の主な目的は、江差線の全線乗車。特に5月11日を最後に廃線になってしまう木古内〜江差間*1は、何としてでも行かないといけません。18きっぷでは、行程上無理がありましたが、幸いJR北海道函館支社が気の利いたフリーパスを発売*2してくれたので、楽々往復できることになりました。その名は、「さようなら江差線フリーパス」。函館〜江差間が2日間乗り降り自由というのも素晴しいのですが、18きっぷとは違い、特急にも乗れるのが何よりの強み。函館14:03発の特急「スーパー白鳥28号」に乗れば、木古内には14:42に着き、14:47発の江差行き普通列車に乗り換えられます。函館〜木古内は短時間、木古内〜江差間はゆっくり、というメリハリあるプランが成り立つ訳です。
↓ スーパー白鳥、自由席にて
廃止になる区間での乗り降りは、4月5日(土)が木古内(14:47発)〜江差(15:54着−16:16発)〜木古内(17:22着)、6日(日)が木古内(8:08発)〜湯ノ岱(8:44着−45発)〜木古内(9:20着)でした。この区間では途中、3分以上停車する駅がないため、降りて乗ってができる駅はありません。従って、乗降記録がつくとすれば江差駅のみということになりますが、廃止になることがわかっている駅については、番号つきで記録をつける訳に行かないため、江差については残念ながら番外扱いです。
ここでは5日に撮った中から、江差駅、車窓、道中の美景などをご紹介します。
吉堀→神明。山を分け入るように列車は進み、車窓はいつしか雪景色。(両駅の間は約13km。20分余りノンストップです。)
上ノ国→江差。日本海が間近に見られます。列車からのこうした光景も見納め...(この日の江差は好天でしたが、風が強く、波も高め)
江差線の終点、江差駅にて。
江差駅外観。風が強く、「江差追分」の幟が曲がってしまうほど。
神明→吉堀。雪景色。まだ雪深い印象はありますが、着々と雪は融け、川へ・・・線路に沿う天野川はどこも澄んでました。