晴れたり小雪が舞ったりと不安定な天候の中、五稜郭から西へ5駅、上磯に向かいました。着いたのは10:48で、この後の列車は木古内方面が13:48発に対し、函館方面は11:46発。上磯から西については普通列車の本数が限られているので、易々と足を延ばせませんが、函館〜上磯の間であれば、上磯終着・始発が設定されているため、何とかなります。約1時間ありますが、隣の清川口まで歩くことにし、それぞれの駅周辺や道中を楽しむことにしました。
↑ 江差行きの列車(上磯11:49発)を見送る
↓ 函館湾と函館山
上磯駅からは200mも歩けば海に出られます。函館湾や函館山をしばらく眺めた後、松前国道を歩きながら、上磯漁港、ハセガワストア、上磯新橋と経て、清川通へ。上磯八幡宮や北斗市役所の前を通り、清川口駅に着きました。駅間の営業キロは1.2kmですが、この時歩いた距離は約1.6km。1時間あれば悠々のコースですが、ハセガワストアで「やきとり」を買って食べたりしたので、時間的にはちょうどいいくらい。清川口駅構内で過ごした時間は3分ほどでした。
上磯始発、清川口11:49発の普通列車で再び東へ。12:08に函館に着き、「さようなら江差線フリーパス」の旅を終えました。2日間の運賃のみの合計は、6,660円。函館(五稜郭)〜木古内の往復で特急(自由席)に乗った分(510円×4)も足せば、8,700円です。今回のフリーパス(3,900円)がいかにありがたいものだったか、改めて実感します。
「さようなら、そして、ありがとう・・・江差線フリーパス」、そう呼びたいと思います。