吾妻線の旅を終え、新前橋へ。14:28着−39発の乗り換えで、次は両毛線です。両毛線下りの基本は小山行きですが、乗ったのは何と宇都宮行き。もちろん「ぐんまワンデー世界遺産パス」が使えるのは(群馬とは言っても)小山までなので、通しで終点まで行くことはないですが、ちょっと得した気分です。
さて、そのワンデーパスですが、両毛線にアクセスする私鉄各線も一定範囲が乗り降り自由なため、例えば伊勢崎から東武伊勢崎線、佐野から東武佐野線などに乗り換えて、私鉄駅の数を稼ぐという使い方も可能です。ただ、意外と本数が少なかったり、時間が合わなかったりで、この日は東武伊勢崎線は見送らざるを得ませんでした。代わりに浮上したのが、わたらせ渓谷鐵道(わ鉄)。桐生で乗り換え、ひと駅乗って、そこから歩いて行ける上毛電気鉄道の駅へ、というプランです。
桐生での接続は、15:18着−20発。乗換時間としては短いので、どうなることかと思いましたが、着いた番線の隣、つまり同一ホームでの乗り換えだったので、余裕綽々でした。
乗って来た線路を戻るようにして、わ鉄の「あかがね号」に揺られ、次の駅へ。両毛線との並行区間もここ下新田で終わりです。着いたのは15:24。降りたのは言うまでもなく一人のみです。
下新田駅は、下新田信号場とJRの電留線に隣接しています。電留線と言っても、両毛線の車両基地のような観があり、高崎総合訓練センターという施設も併設しているため、イベントがある時は、この駅も賑わうはずです。近いところでは、「鉄道わくわく体験 in 桐生」が10/25(土)に控えています。当日の様子、気になるところです。
↑ 下新田駅ホームと211系電車