新京成線シリーズの途中ですが、4月にちょっとした長距離旅行をする機会ができ、その記録を間にはさむことになりました。
半年前の「サンライズ瀬戸」の一件は、栗林の回(#2896)で記した通り。やむなく乗車できなかったため、不通や運休になる要素が少ない季節にぜひ、と考えていました。今回は「サンライズ瀬戸」ではなく、「サンライズ出雲」の旅を計画。ようやく実現したという訳です。出発日は4月8日(水)。22時に東京を発ち、翌9時過ぎに米子に着きました。この先、安来、松江、宍道、出雲市と降りる駅の選択肢はいくつかありましたが、境線に乗るという目的もあり、米子で下車。過去に二度通った駅ですが、改札を出たのは今回が初めてです。鳥取県の鉄道駅で乗り降りしたのは、これまで鳥取駅のみだったので、これで同県2駅目。まだまだです。
お世話になった「サンライズ出雲」を見送ったり、停車中の気動車(キハ47形など)を見物したりで、外に出たのは着いてから10分後。駅前のだんだん広場などを散策した後、早々に0番線に向かいます。0番=霊番と読み替え、「ゲゲゲの鬼太郎」の趣向に合わせているのだとか。とにかくここが境線の発着番線です。加えて、境線米子駅の愛称は、「ねずみ男」駅。ホームには、ねずみ男をはじめ、鬼太郎ワールドが展開し、見たり撮ったりであわただしくなります。
境港行きは9:44発。乗車したのは「ねこ娘列車」でした。いろいろな意味で、見た目以上にインパクトがある車両です。

↑ 米子駅は4/9と4/11に利用(この写真は4/11の15時台に撮影)