諏訪ノ森から二つ先の羽衣で降り、高師浜線に乗り換えます。南海の各線のうち、まだ乗ったことがなかったのがこの高師浜線。この日のテーマの一つでした。
今年3月に羽衣に来た時は、近接の東羽衣(#3065)からJRの羽衣線に乗るのを優先したため、高師浜線はお預け。ただ、その時に先送りした甲斐があったというか、今回は折りよくラッピング列車*1が走る時期に乗ることができ、初乗車を記念する格好になりました。
高師浜線の列車は、羽衣19:00発。「走る!工場夜景」のヘッドマークをつけ、側面に「堺泉北港臨海工業地帯」の夜景を大写しにしたラッピングが施され、なかなかイイ感じの列車です。この列車で、当の工場夜景を眺めながら、高師浜へ・・・というのも実現すれば上出来でしたが、高架区間から目を凝らしても、どうもキラキラした夜景は見られず、見えても遠い感じ。ラッピングと同じ景観を見るには、現地付近に行かないと難しいことがわかりました。
そんなこんなで、高師浜線の旅はあっという間。19:03に、終点の高師浜に着きました。高架ホームなので、少しは工場夜景が見られるのでは?と考え、ホームの端へ。煙突らしきものを複数見ることはできましたが、はるか遠く、観賞というレベルではありません。車両のラッピングを見て、感服するばかりです。

羽衣に向けて発車する列車を見送ってから、階段を下り、改札へ。駅舎は洋風で、ステンドグラス入りの瀟洒なものでした(→参考)。こちらの夜景もちょっとしたものだと思います。
*1:10月8日から、約半年間運行。テーマは、「走る!工場夜景」。