由布院から西は、久大本線屈指の山岳エリア。複数のトンネル区間を経て、約11km進むとようやく次の野矢駅に着きます。ここでは、9:33着−36発で3分間停車。その間に構内を行き来させてもらいました。一応、降り乗りです。
野矢駅は標高543mにあり、その標示物もありました。久大本線で最も高い位置にある駅だそうです。山の空気を体感し、再び列車に。次の停車駅は豊後中村です。
豊後中村も、野矢と同じく3分間の停車(9:42着−45発)。博多発・別府行きの特急「ゆふ1号」(9:44着−45発)との交換あっての停車時間ですが、その特急がなかなか来ません。少なくとも3分は遅れて来たため、久留米行き普通列車の発車も当然遅延。そういうことならもっとしっかり駅舎など見るなり撮るなりしたのに... 茅葺き屋根の駅舎というのは全国的に珍しいのです。
とりあえずその遅れのおかげで、多少の余裕を以って駅を見物することはできました。が、次に予定していた豊後森駅での3分間(9:57着−10:00発)はお流れに。改札口がある側の番線に着くも、遅延解消のためにすぐの発車(10時過ぎの着・発)となれば、どうしようもありません。
次に来られるのはいつになるやらですが、豊後森はしっかり訪ねるべき駅。今回下車できなかったのは、その機会につなぐために用意された設定だったのかも知れません。