乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3285 初狩(2018.03.25)

3/22の芸備線三江線に続き、3/25も青春18きっぷの旅に。広島からは3/23のうちに戻って来ていたので、この日は遠地ではなく東京近郊です。

大まかに予定を立て、まず目指したのは中央本線の未乗降駅。新宿〜塩山の全駅達成を果たすべく、18きっぷで乗れる速達列車でできるだけ遠方へ…ということで、新宿9:02発の「ホリデー快速ビューやまなし号」に乗ることにしました。

が、新宿に着くと中央線系統に大幅な遅延が生じていて、期せずして「ホリデー快速富士山1号」が待機中。8:14発のところ、40分遅れの出発でしたが、ビューやまなし号の当初時刻よりも前倒し、かつ特急用車両(E257系)だったので、ありがたく利用させてもらいました。

遅延=ダイヤ乱れの中での運行につき、停車駅が立川、八王子と少ないながらも、遅れは拡大し、高尾に着いた時点で50分遅れ。大月では1時間近くの遅れ(9:35発→10:31発)になっていました。このまま乗って行くと富士急行に入ってしまうので、大月で下車。プランを練り直すことになります。

当初は、ビューやまなし号で勝沼ぶどう郷まで行き、上り列車で初狩、下り列車で笹子・・・と行きつ戻りつで降り乗りに臨む予定でした。これが成り立たなくなってしまったので、とりあえず初狩(または笹子)に向かい、列車の動き方を見てその先を考えることに。次の普通列車は、10:42発の松本行きです。これが定刻通りであれば、笹子(10:55着−11:05発)→初狩(11:11着…)という線が出てくるのですが...

普通列車が出発する前に、臨時列車、特急列車が先に出るのはごく当たり前。それらが来るまで待つことになります。その間、(乗る予定にしていた)ビューやまなし号(10:26発)が20分のビハインドで発ち、続いて特急「かいじ101号」(10:38発)が10分ほど遅れて発車(文末写真参照)普通列車の発車時刻はその影響で10分後(10:42改め10:52発)となりました。笹子まで行くのはこれで断念。この日の中央本線の西端は初狩駅と相成りました。

初狩到着はもうすぐ11時という頃合い。着くと、線路沿いやホーム端(大月側)にちょっとした人出が見受けられ、何かが来ることがわかりました。と、思い出したのは「特急かいじ号30周年記念列車」。E257系乗車中、三鷹付近で189系M51編成(国鉄色)と行き違ったこともリンクし、それならばと初狩駅で粘る展開になりました。列車の遅れ、予定の変更が転じて、国鉄色特急車両とのご縁が巡って来たという訳です。何が幸いするかわからないものです。

以下、189系M51編成が来るまでの様子を写真に沿って記します。


▲とりあえずまだ来ないことは明らかだったので、改札の外へ。「さくら祭り」の幟の隣には、雪!


▲上り普通列車はほぼ定刻。奥の列車は11:12発の高尾行き。


▲下り列車の遅延は継続中。11:25発の小淵沢行きは十数分遅れて到着。


▲特急列車が上下各2本通過した後、上りの貨物列車が通過(11:45頃)。次に乗るべき上り普通列車は、この後(11:52発)。

▼上り列車が来る数分前、ようやく189系が登場。初狩駅で折り返し(スイッチバック)というのは聞いていたものの、まさかこういう構図で撮れるとは!

▼M51編成国鉄色特急車両ラスト)は、4/27で引退。初狩駅でのこのシーンが見納め、撮り納めに。(当駅には50分滞在という長丁場でしたが、待った甲斐がありました。)

189系は折り返し後、しばらく停車。ホーム端からはちょっとした撮影会状態に。この写真は、上り列車(数分遅れ)の車窓から撮った一枚。JNRのマークをしかと見届けることができ、ありがたい限り。



[参考]大月駅の発車標の様子(10:40頃)

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