この日お世話になった「宇治・伏見1dayチケット」は、大阪地下鉄版。通常版と違うのは、フリー区間が広く、大阪メトロ全線、宇治・伏見エリアに加え、大阪メトロと京阪との乗り換えが可能な区間も含まれる点です。淀屋橋・中之島〜守口市がその区間。この範囲で残っていた未乗降駅は一つ・・・これまで何度か近くに来ながら下車が叶わなかった野江です。
着いたのは16:45頃。深草を出て、2時間近くが経っていますが、1dayチケットの利点を活かすべく、男山ケーブルの往復などもしていたため、この時間になりました。京橋まで特急、そこから一つの戻って野江*1。フリー区間ゆえに為せる行程で着きました。
複々線区間にあるので、構内が広いのは関目(#2572)、土居(#3163)などと同じ。三条方面の高架ホームを下りると、1か所ある改札にそのままアクセスする感じで、その改札を出ると駅の東西に抜けられるといった構造でした。出入口は東西それぞれにありますが、駅舎は西側。改札が西寄りのため、自ずとそちらに出る格好でした。これにて通算3333番目、達成です。
西にさらに進めば、谷町線の野江内代駅に出ますが、2011年12月(→参考)に来ているので今回はパス。大阪メトロの別のアクセス駅を探すなら、また違う方向になります。西側に何もなければ、すぐに反対側に向かうところでしたが、何もないということはありません。150mも歩けばJRの貨物線に行き当たり、来春にはそこに新駅「JR野江」が開業。見に行かない手はありません。
新駅設置は、城東貨物線一部区間の旅客化、即ち、おおさか東線の延伸(新大阪〜放出)に伴うもの。JR野江のほか、城北公園通、JR淡路、南吹田の4駅が新たに設けられ、学研都市線の既設駅である鴫野も、おおさか東線の駅として加わることになります。その新駅の一つがどんな状況になっているのか・・・野江に来たのは、このためと言ってもいいかも知れません。満を持してのタイミングだったことは確かです。
↓ JR野江駅(南側外観)。駅構造物はすでに出来上がった観がありましたが、駅名がわかる標示物はまだありませんでした。
開業したら、ぜひとも早いうちに訪ねようと思います。
*1:樟葉16:16発→京橋16:37着−41発+α→野江