柳から鈴鹿まで歩き、再び乗った伊勢鉄道の列車は15:04発。次に15:16発の快速「みえ」(16号)も控えていたのであわてることはなかったのですが、伊勢鉄道完乗に際し各駅をしっかり見ておきたいということで、普通列車にしました。
河原田を過ぎればJRに入るので、18きっぷが有効になりますが、鈴鹿~河原田(220円)は精算が必要です。鈴鹿駅できっぷを買うつもりでしたが、快速に乗る家族連れがあぁだこうだとやっていたため、買えなかった次第。途中で見限ってあわてて乗ったのが当列車でした。
終点の四日市では伊勢鉄道専用のホームに到着。改札が見当たらないので、どう精算するのかと思っていたら、車内で精算(さらに先に向かう場合は連絡票を発行)するという実に単純な仕掛けでした。鈴鹿駅の整理券を出した上で、18きっぷを提示。220円をその場で払って、JRのホームに進み、後続の快速「みえ」を待ちました。四日市での乗り換えは、15:18着-26発です。
快速に乗ってしまえば、名古屋まで一足ですが、名古屋に行くまでの道中がこちらとしては重要。乗ったことのない鉄道を優先し、桑名で下車しました。
桑名には15:37着。その乗ったことのない鉄道の起点は、桑名駅の近所ではありますが、目立たない場所にあるため、初めてだと迷う可能性は大です。その辺りを見越して余裕のある行程にしました。
三岐鉄道は、三岐線も北勢線も実は未乗。沿線を車で走ったり、駅前に車を停めたことはあっても乗車という点ではこれまでご縁がありませんでした。それを少しでもということで、今回は北勢線に乗ることを決意し、その起点の西桑名に来たという訳です。
次の楚原行きは西桑名16:04発。桑名もまだまだ暑かったため、車内で涼もうと早めに駅に着いたものの、そううまくは行きません。最初に乗った車両が「非冷房車」(=扇風機車両)で、それに気付くのも遅かったというのもあり、我慢大会のような状態に。別の車両で冷房設備を見つけた時は、大いに救われたのでした。