兵庫県内の東海道本線未乗降駅、ラストは2016年3月開業の摩耶駅*1です。
着いたのは17:36で、先を急ぐのであれば次の17:41発に乗るところですが、すでに暗くなってしまったのであわてる必要はなくなりました。17:52発に乗ることにし、15分ほど駅舎と駅周りを見物。新しい駅だけあって美装、美観でしたが、特に南口方面は立地の制約がある中を建てたことがわかる構造で、そのデザイン、工夫にも感服しました。
その南口に通じる通路上では、駅舎の環境配慮などを紹介するパネルが並び、これも新しい駅ならではと感じました。直流電力変換装置、回生電力エスカレーターのほか、設計面・環境面の工夫として、ハイサイドライト(高窓)と自然換気口(ガラリ)、エクステリアルーバーといった設備が設けられています。今日では主流化していますが、構内の全ての照明はLED。そのため、駅舎内は明るく、出入口の駅名サインも実に明瞭でした。LEDの利点を実感できたという意味では、日没後でよかったと思います。
*1:東灘信号場の跡地利用による新駅。ブランクはありますが、信号場から駅に昇格という形で開業。