矢島13:50発の列車で、次なる未乗降の駅へ。時刻表を見る限り、行って戻ってができそうなのは子吉で、時刻は14:24着-53発でした。
午後の陽射しは、カーブに応じて近づいたり遠のいたり。大きく弧状になった区間の途中にあるのが前郷で、タブレット交換が行われることで知られている駅です。この時は行き違いの列車がないのは承知していたので、すぐに発車すると思っていたら停車時間が多少あることがわかりあわてて車外へ。さすがに駅舎外観を撮るまでの余裕はありませんでしたが、出入口を通り駅舎内を見物することはできました。これが14:08着-11発での話。毎度無理はありますが、一応降り乗りはできたので、記録に加えることにしました。


勾配を下り、展望が開ける絶景区間を過ぎると子吉はすぐ。「鳥海おもちゃ列車『なかよしこよし』」に乗って、「こよし」で降りる。狙っていた訳ではないですが、いい記念になりました。


子吉での滞在時間は30分。駅には玉ノ池簡易郵便局が併設していて、何もない駅ではないのですが、郵便局が休みの日は... なかなか厳しいものがあります。駅周辺でめぼしいものは見当たらず、駅前の花々に救われる感じでした。のんびりできてよかったのは確かですが、過ごし方としては漫然たるもの。次に乗る列車は首を長くして待つ格好となり、そのありがたみは格別でした。
