子吉から再び矢島方面へ。三度目の乗車となる「おもちゃ列車」で、次の未乗降駅に向かいます。
降りて乗ってがしやすい駅というのは案外限られるもので、この時の最有力は15:03着-10発。7分と短時間でしたが、最初の往路で下見はしていたので、それだけあれば十分と踏んでいました。降りたのは、カーブとカーブの間の直線区間上にある曲沢駅です。
子吉川を越える鉄橋の前後がいわゆる築堤になっていて、駅は築堤の高さにあります。そのためホームも地上から高い位置にあり、見晴らしは良好。線路や列車を眺める、撮るにはいい駅だと思います。


他の駅もそうでしたが、国鉄時代の名残を感じさせる駅名標や駅名看板を見ることができるのも当駅のポイント。駅自体を楽しむ上で、7分間というのはちょうどいい時間でした。

次は羽後本荘行きに乗って帰途につきます。乗ったのは「YR-3001」。こちらもなかなか快適でした。

この日、由利高原鉄道の完乗を果たしたことで、秋田県内でまだ乗車していないのは、花輪線の十和田南から東の区間と、北上線の横手から東の区間と絞られてきました。由利高原鉄道は、今回と同じような乗り降りをすれば、残る4駅(久保田~川辺)もクリアできそう。その辺りをテーマに、また秋田を旅しようと思うのでした。