小野田17:42発の列車は、宇部線の宇部新川行き。小野田線は小野田を起点に、宇部線と接続する居能までの区間と、途中の雀田から分岐する支線で成り立つ路線ですが、小野田発で居能止まりの列車はなく、基本的に隣の宇部新川まで向かいます。ただし、山陽本線経由で宇部から宇部線に入り宇部新川に行く列車も少数ながらあるため、間違えると小野田線を外すことに。小野田駅では、経由ルートを確認してから乗車する必要がある訳です。
車窓はすっかり夜モードになってしまったので、沿線風景などはわかりませんでしたが、乗客の動向はある程度把握できました。特筆されるのは、南中川からの乗客が多かったこと(しかも若い女性客が多数)。1両の車内は、これでほぼ満席となりました。
続く南小野田、小野田港では乗ると降りるが同じような感じで、その次の雀田では降車が多め。当駅は希少路線と言える本山支線との分岐駅です。夕方は1本のみ(あとは朝の2本・・・1日3本限定)という長門本山行きに乗り換える人が大勢と見受けました。
雀田は17:57着で、その長門本山行きは18:12発。暗い上に小雨模様でしたが、15分あれば余裕を以って見物、撮影ができます。10数人はいたでしょうか。皆さん適度に間隔を保ちつつ、順番を考慮しつつ、思い思いに発車までの時間を過ごしていました。