稚内での短い滞在を終え、再び「はまなす」編成に乗車。特急「サロベツ4号」で、宗谷本線を南下します。
往路では、天塩川に沿って走る区間を中心に、時には吹雪、時には大雪といった状態で、新型のキハ261系といえど難儀する印象を受けましたが、復路は総じて降雪弱めで、特急ならではのスピード感を楽しむことができました。
この調子で終点の旭川まで一気にというのも考えましたが、その速さゆえに肝心の廃止になる駅の姿をきちんと押さえることができておらず、プランを変更。往路である程度予習はできていたので、地図で確認しつつ、その駅に近づいてきたら動画で撮るというのを繰り返していたものの、うまくいかない場合ももちろんあります。より確実に駅を見届けるには普通列車がいい・・・という訳で、途中の名寄で降り、乗り換えることにしました。
あまりの雪、寒さであれば断念する手もありました。幸い雪はそれほどではなかったので、ともかく下車。走り行くキハ261系を撮影することができたという点でも好判断だったと思います。
名寄には定刻通り15:48の到着。乗り換えの普通列車(旭川行き)は16:15発なので、25分あります。駅舎内外をしっかり見物、撮影し、外に出ると雪が強めに。風も出てきたのでフェイスシールドを取り出そうとしたところ、雪が深くなっている場所に誤って踏み込み、前のめりに転ぶ一件もありましたが、まぁ土産話としてはいいのかなと。ひと転びした後は、「Peachきた北海道フリーパス」の特典(→参考)で、コーヒー1杯無料というありがたいサービスをいただきに「駅前交流プラザよろーな」へ。コーヒー後の転倒でなくてよかったです。
ちなみに16時時点での名寄の気温は-7.0℃で、風速は2.5m/s。寒い中でのホット飲料のありがたみは格別でした。