日高本線の旅で使った18きっぷ。残り分を消化するのももちろんですが、稚内、様似に続き、路線の終点をめざすのをテーマに使うのもいいだろうと思い立ち、吾妻線の旅に出ました。その終点は大前。隣の万座・鹿沢口からは4本、大前発の列車は5本ととにかく本数が少ないため、アクセス難度は高め・・・万座・鹿沢口~大前は、ずっと未乗のままでした。
18きっぷ旅で大前に行こうとすると、朝はそれなりに早め。8:31に高崎に着き、8:53発の大前行きに乗り、晴れて完乗できました。乗ったのは今となっては懐かしい211系。ローカル区間を懐かしの車両で旅するのはいい感じではありましたが、電車は電車です。本数が極めて少ない区間も電車で行けるというのはどこか違和感が... もっとも、本数の少なさでは小野田線の本山支線(→#3530)の方が上。電化されていても易々と行けない限りは、ローカルと言っていいと思います。
万座・鹿沢口10:37発で、大前には10:41着。これで吾妻線の未乗区間クリアとなり、群馬県内の鉄道路線も完乗となりました。乗っている間はあまり感じませんでしたが、吾妻川の上流部ということもあり、実は標高が高い区間。大前駅の駅名標には「標高840.37m」(→参考)とあり、驚かされることになります。駅の周りは割と開けていて、秘境駅という感じもなし。もう少し本数が多くてもよさそうな駅だと思いました。
記念すべき終着駅でしたが、滞在時間は20分ほど。11:02発で折り返し、次の駅をめざしました。