乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3587+3588 南小谷&有明(2021.9.4)

根知を出た後はひたすら終点へ。姫川を遡るように進み、山深くなってくると、新潟と長野の県境区間になります。平岩(11:09頃)の前後は長野~新潟~長野と両県を行ったり来たり。あとは渓流とトンネルの連続で、少し開けた感じなったのは南小谷に着く前でした。

その南小谷には11:35着。糸魚川を出て約1時間・・・JR西日本管轄、非電化区間大糸線はここまでです。この先の大糸線JR東日本管轄、電化区間。キハ120形からE127系に乗り換えます。

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南小谷駅に停車中の大糸線の車両。キハ120形(左)からE127系(右)に乗り換えます。
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南小谷駅外観(ホームから撮影)
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南小谷駅外観。「なまこ壁」様式のデザインが特徴的。
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南小谷駅は松本起点で70.1km地点に立地。1935年11月29日開業で、標高は513.1m。「電車と気動車が並んで停車するターミナル駅」とあります。

次の松本行きは12:03発。30分近くあるので、駅周辺に店舗があればそこで何か買い込んで...という目算でしたが、あいにくめぼしい店が見つからず断念。前日に買っておいたパン類は南小谷に着くまでに食べ終えていたので、松本までの辛抱となります。特急「あずさ」の終着駅であっても、駅前は閑散としたもの。小雨模様ということもあり、駅周りを散策するにとどめました。

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南小谷駅2・3番線。1番線に特急「あずさ」5号(11:56着)が入線。

大糸線南小谷以南については、1995年8月にドライブで来て以来。南小谷信濃森上、白馬、穂高など、立ち寄れそうな駅はその時巡っていましたが、大糸線の列車に乗るのはとにかく今回が初でした。糸魚川南小谷が山岳路線の趣なのに対し、南小谷から南は思いがけず開けていて、駅間も短め。乗ってみないとわからないものだと改めて思いました。

姫川の源流部を過ぎると、青木湖、木崎湖が順に現われ、その先は平野部が基調に。13時頃着の信濃大町では前夜に乗った「リゾートビューふるさと」との行き違いがあり、少々停車。その間に家路に向かう高校生が大勢乗り込み、車内の様子が一変するのでした。

何となく賑やかな列車に揺られること30分近く。停車時間が3分ある有明に着きました。当駅から車掌が乗務するということで、その前のワンマン運転の段階で18きっぷを提示して下車。根知の時と同様、構内踏切を渡って駅の外へとまでは行きませんでしたが、一応降り乗りとしてカウントすることにしました。13:27着-30発でこの時点では定刻通り。ただし、有明の次の穂高、その次の柏矢町では高校生の降車が多く、車掌さんも手一杯な観が... 次の豊科では13:38着-41発で、時刻通りなら3分ありましたが、到着が遅れたたため、降り乗りは困難と相成りました。

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松本行き普通列車有明13:27着)
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有明駅外観

そんなこんなはありましたが、松本には時間通り14:01に到着。乗車時間合計3時間に及ぶ大糸線の長旅は(空腹を何とか堪え)、無事終了となりました。


沿線風景を撮った中から、非電化区間、電化区間それぞれで特に印象的だったものを以下に紹介します。

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小滝駅を出た後、姫川が間近に。流れは進行方向と逆。
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稲尾駅付近、木崎湖をバックに記念撮影を終えた新郎新婦らの姿を見かけました。(おめでとうございます)

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