乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3686 佐野のわたし(2022.6.13)

JRE POINT特典チケット 新幹線YEARスペシャル」の第2弾は6/1~14。6/4に上野→小山で利用したのに続き、6/13は大宮~高崎の往復で使うことにし、富岡製糸場などの小旅行に出かけました。

新幹線は往路が「あさま601号」、復路が「とき336号」。高崎には朝早めに着きましたが、上信電鉄のスタートは9:55発の上州富岡行きでした。主な目的地が決まっているので、きっぷは「富岡製糸場見学往復割引乗車券」。単に高崎~上州富岡を往復する分だけでなく、往路、復路とも途中下車が1回できるのがポイントです。ちょっとしたおまけと言えるでしょう。

そのおまけに乗じて、降りることにしたのが佐野のわたし駅。2014年12月開業なのですでに7年半が経ってしまいましたが、上信電鉄の駅では最新です。北陸新幹線の下り列車で進行方向左側の席をとった折には、高崎駅が近づく度に見下ろしてその位置などをチェックしていたのが当駅。気になっていた駅なので、ぜひとなった訳です。

上州富岡行き普通列車車内(佐野のわたし到着1分前)

佐野のわたし到着は10:00。次は10:21発の下仁田行きに乗るので、滞在時間は20分ほどです。新幹線車窓からの下見で駅周りの概況などは承知していましたが、実際に訪ねてみるとやはりその通り。ただし、駅そのものはコンパクトながらも注目ポイントがある上、新幹線の高架を背景にできるなどの構図の楽しみも・・・訪ね甲斐のある駅だと思うのでした。

上州富岡行きは「絵てがみ列車」でした。佐野のわたし駅を出ると烏川橋梁を渡ります。
時刻表・運賃表など。出入口には「入場門」が設けられ、その上部には「わたし船のデザイン」のオブジェがあるのが特徴です。
佐野のわたし駅外観
駅前の様子。ロータリーもあります。新幹線ビューが楽しめるのも当駅のポイント。

近くを流れる烏川へは、駅の出入口から200m余り歩くとアクセスできます。川に架かる佐野橋は、歩道部分が木造なのが特徴。かつては渡し舟があったそうなので、駅名はそれが由来だとか。現状に合わせた駅名にするなら佐野橋でもよかった気もしますが、「わたし」の方が趣があり、探訪する気分も駆り立てられるというものです。ネーミングの点でも名駅と言えそうです。

下仁田行き普通列車(佐野のわたし10:21発)



こちらは新幹線車窓から見た佐野のわたし駅など。烏川に架かる左側の橋が佐野橋。(2020.11.20「はくたか551号」乗車中に撮影)

この日は往路こそ新たな降り乗りができましたが、復路の方は途中下車する余力はなく、上州富岡→高崎を乗り通して終了。東富岡~根小屋の10駅はいずれも未乗降なので、どこで下車してもよさそうなものでしたが、上信線の本数、帰りの新幹線の時間を考えるとこれがなかなか... 行けなかった駅については「ぐんまワンデーパス」などでまた、と思います。

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