土曜の夕刻ながら上りの本数が多い時間帯だったことで、行って戻ってではなく、順当に降りて乗ってができました。順番に、十王(17:02着-25発)、小木津(17:29着-49発)の2駅です。
十王は2004年秋に十王町が日立市に合併される前、同年3月13日に(旧名)川尻から改称した駅。その時から気になっていた駅で今回ようやく降り立つことができました。ホームは1面2線で、東西ともに開けた印象。階段を下りると改札、駅舎という構造で、改札は東口にあり、駅西側には線路下の自由通路でアクセスできるようになっています。駅舎、駅前ともに整備されていて、小駅という観はありませんでした。




次の17:25発は水戸線直通の小山行き。長く乗りたい一本でしたが、隣駅で下車。まだ明るいうちに着きました。

小木津は十王とは逆に階段を上がると東西を結ぶ通路に出る構造。高さがある分、見晴らしはよく、東方向は海が近いことを感じさせる景色でした。その海方面の道を少々散歩し、駅に戻って来ると空の青がかなり濃い感じに。未乗降駅めぐりもこれにて終了ということでその空を撮ろうとすると、思いがけずこの日最初の電池切れとなりました。



一旦落ちてもその後何枚かは撮れるのが電池式のデジカメ。乗車前に運賃表を撮ったりもしましたが、日立駅に着いた時点でそろそろ怪しい雰囲気になりました。実は日立では「ひたち」24号に乗り換えることにしていて、E657系をどう撮るかがテーマの一つだったところがこの状況。水戸までの短時間ながら、初めて乗るE657系を記念に撮るというのはちょっとしたミッションだった訳です。

幸い車内でも水戸駅到着時も電池は何とか持ち、枚数ゼロという事態は回避。すっかり暗くなったこともあり、撮影の方もお開きとしました。
そんなこんなで取手を過ぎたところで、「ときわ路パス」の旅は終了。常磐線の駅は今回の十王、小木津の降り乗りを以って、上野~高萩が乗降済みと相成りました。