長尾線は終点の長尾から西に戻る際、公文明、井戸、白山と小駅が続く訳ですが、この区間の特徴は何と言っても駅間が短いこと。その営業キロは順に0.7km、0.6km、0.5kmで、長尾~白山でも1.8kmという近さです。
こうなるとどこかしらで徒歩移動を入れるのがお決まりのパターン。長尾~公文明、井戸~白山でもよかったのですが、公文明で降り井戸から乗ることにしました。どちらも駅名が一興というのがその理由です。
長尾12:55発で公文明は12:56着。この間乗客は一人だけで、貸切状態でした。公文明で降車1、乗車ゼロだったことで少なくとも公文明~井戸は旅客なし(ある意味、回送列車)という状況に。正直驚きでした。
次に乗る高松築港行きは、井戸発13:22。0.6kmを移動するばかりなのでかなり余裕があります。長尾街道を西に進めば駅はすぐに見つかると思っていたところ、「井戸駅→」といった標示がどこにもなく少々戸惑うことに。一つ手前の踏切道から駅の位置を確認し、再び西へといった具合でした。
そんなこんなで井戸には13:10頃に到着。ちょうど長尾行きの列車が着くところでした。また長尾まで行って戻って来る手もありましたが、駅の見物、撮影がおろそかになってしまうのでここは見送り。白山駅の北にある白山(標高203m)を眺めつつ、ホームでゆったり過ごすことにしました。