ANAの「スーパーバリューセール」第1弾を使った旅を思いつき、運よく押さえることができたのが羽田→熊本の便。2/28に熊本入りし、3/1からは青春18きっぷでのんびり帰京するプランを立てることにしました。
より遠くということであれば、長崎や宮崎などの選択肢もありましたが、ANAのセールが2/28までとなればその最終日にJR利用を最低限に抑えられる都市を選ぶのがベター・・・熊本ならJR以外の路線が充実しているので、未乗区間を中心に毎度の乗り降り旅ができると考えた訳です。
阿蘇くまもと空港には定刻通り12:40に到着。当空港には過去に二度(1993年1月、1999年12月)降り立っていて、いずれも到着便でした。その二度とも熊本市の中心地(当時の「交通センター」など)に直行するバスを利用していたため、空港最寄駅とはご縁がなかったのですが、今回は違います。空港と最寄駅を結ぶ無料の小型バス「空港ライナー」を利用することにし、その駅へ。肥後大津です。
空港発は13時ちょうど。時刻表によれば13:15に駅に着くことになっているので、13:19発の熊本行きには一応間に合います。もう少し時間があれば駅をじっくり見学できるものをと思っていたら、その小型バスがあまりに飛ばすものだから時刻通りも何もなく、13:12には到着。運行ルートの距離を調べたら7km余りありましたが、それをあっさり12分です。おかげで余裕を以って熊本行きに乗ることができました。

肥後大津駅は、西の熊本方面は電化区間、東の立野・阿蘇方面は非電化区間という点での境界駅です。構内踏切から1・2番線ホームを見ると、2番線には宮地行きのキハ47が停車していて、車両運用が当駅で分割していることを実感。程なく1番線には折り返しの815系が入線し、電車と気動車の横並びを見ることができました。



宮地行きは13:16発。ホームから東に向かうその列車を見送り、815系に乗り込みました。めざすは熊本市電の電停に近い駅。25分ほどの乗車です。

