乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3805+3806 糸崎&松永(2023.3.2)

西条から糸崎行きに乗り、終点一つ前の三原には16:03に到着。この時点で晴れて山陽本線は完乗となり、同時に神戸以西の海側を走る路線*1も全て乗り尽くしと相成りました。

一つテーマを果たしたことで、この先は気ままな感じで降り乗りができます。糸崎では16:09着-11発というのが最短の乗り換えでしたが、次に16:24発と手頃な一本が控えていたので迷うことなくそちらを選択。15分あれば駅を満喫できるだろうという話です。

2番線で発車を待つ備前片上行き普通列車(糸崎16:11発)
糸崎駅の西側は、三菱重工機械システムなどの工場エリア。重工ならではの重厚な建造物は見ものです。
1番線に停車中の糸崎止まりの列車。奥に留置線、その後方には糸崎港が見えます。

在来線普通列車の多くは糸崎が起点かつ終点。ホームは2面4線で、方面別の列車の乗り継ぎなどでしっかり機能している印象です。加えて留置線も充実。構内がとにかく広大な訳ですが、駅舎は比較的小さめでしかも無人という点、意表を衝かれました。

糸崎駅発車標。岡山方面は16:24、16:46とそれなりの間隔。さらに17:06、27、45と続きます。
糸崎は、山陽線の「G」と「X」の境界駅。その「G」のうち海田市~三原がこれまで未乗でしたが、この日ようやくクリア。

どことなく国鉄ムードを感じさせる駅で、見どころが多々あるのがポイント。15分はあっという間でした。

糸崎駅外観
駅名看板も必見。特に外側の方の看板はその書体が実に独特なのがわかります。ちなみに駅の方は「いとざき」、地名は「いとさき」と読みが異なります。
岡山行き普通列車(糸崎16:24発)

まだ明るい時間帯だったので、宿泊先の福山に着く前に降りて乗ってはまだまだ可能。16:24発の岡山行きで次に下車したのは松永でした。16:41着-17:03発で少々長め。駅の南口、北口ともに見物できました。

松永駅1番線ホーム。反対側に2・3番線ホームがあります。
岡山行き普通列車(松永16:41発)

駅は古き佳き佇まいで、橋上駅舎にしてはいい意味でレトロ。南口は商店街を少々散策しましたが、これまたどこかノスタルジックな雰囲気が感じられました。

松永駅外観(南口)
松永駅外観(北口)。こうした箱型の建屋、今となっては希少かも知れません。

次は隣の備後赤坂でもと考えていたところ、現われた列車は117系。その懐かしい乗り心地、気分を少しでも長く楽しむべく、福山まで乗ることにしました。

播州赤穂行き普通列車(松永17:03発)。117系でした。


ホテルでひと息ついた後は、余力があれば山陽本線の大門、福塩線備後本庄といったワンポイント往復も考えていましたが、何だかんだで暗くなってしまったので見送り。早めに休息モードにシフトし、翌日に備えました。

3/3は、5泊6日の旅の後半初日。後半のスタートは、その日の早朝に乗る列車から・・・ということでより万全を期したのでした。

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*1:赤穂線宇野線本四備讃線呉線岩徳線宇部線小野田線が該当。山陽本線と並行する路線が多かったことで、逆に本線の方が後回しになり、完乗まで時間がかかったという訳です。