乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3810 備中高梁(2023.3.3)

標高が高く、カーブが連続する区間であっても国道と付かず離れずということもあってか、備後落合~東城*1については想像していたのと違い、難所といった印象は薄め。東城の前後辺りは市街地の様相で、その先もローカル観はあっても一定の人口はありそうな感じでした。もう少し本数があっても良さそうに思いますが、現状の備後落合~新見はあくまで3往復*2。時代の流れとは言え、JR発足時(1987年4月)の備後落合~新見が8往復だったことを考えるとやはり物足りなさを感じます。

何はさておき、高難度と目していた福塩線の府中~塩町、芸備線の三次~備後落合~備中神代の三つの区間を無事クリア。新見には定刻通り16:01に着きました。ここから先は宿泊地の岡山に着けばいいだけという話に。とりあえず次の普通列車(16:52発、三石行き)に乗り、どこで降りるかを考えました。


伯備線は過去に何度か行き来していますが、時間の都合で降り乗りがなかなか叶わなかった駅というのがあって、その最たる例が備中高梁。当駅発の列車もあるので、ここぞとばかりに下車することにしました。

三石行き普通列車備中高梁17:31発)
備中高梁駅発車標。次に乗るのは17:52発の和気行き。途中の総社で後発の「やくも」24号の通過待ちがありました。

滞在時間は17:30着-52発の20分ほど。3/1の豊後竹田、3/2の西条と同様に、観光等で数時間は過ごせる地ですが、今回はあくまで駅周辺限り・・・下見レベルです。

近いところでは備中松山城があり、たっぷり時間があれば重要伝統的建造物群保存地区で名高い吹屋に行く起点になるのが備中高梁。この日は駅の東西を見て廻ったのみですが、とりあえず高梁市に初めて足を踏み入れることはできました。

備中高梁駅外観(西口)
備中高梁駅の北側(下り方面)を撮影。ちょうど17:40発の「やくも」21号が出たところでした。
備中高梁駅自由通路と高梁市複合施設。駅併設の施設には市の図書館などがあり、ランドマーク的な存在になっています。停車中の列車は当駅始発の和気行き。
備中高梁駅外観(東口)

岡山へは備中高梁始発の和気行きで。倉敷からはさらに本数が増えるので、岡山までの3駅(中庄、庭瀬、北長瀬)のどこか一つでも降り乗りしようと思えばできましたが、朝早くから動いていたこと、三次では自転車で結構な距離を走ったことなどを思い返して無理をしないことに。暗くなってきたのとラッシュ時間帯に伴う動きにくさ等々もあって、おとなしく岡山に直行したのでした。


3/3の18きっぷ旅は、福山~三次~新見~倉敷~岡山というのが大まかな行程。福山~倉敷に限ればその距離は実に約246kmで、結構な長旅となりました。山陽本線なら約42kmのところ、そこに200km余りを足した形。我ながら、よくこなしたものだと思います。

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*1:この区間、内名~備後八幡で発生した落石(+脱線)により3/23から運休に。正直驚きました。5月下旬には再開するそうなのでひと安心です。

*2:東城~新見に限れば6往復。まずまずかも知れません。