5/14は北九州空港からスターフライヤー便で帰ることにしていて、羽田行きの時刻(16:25発)に合わせて、日中の列車旅のプランを立てました。宿泊先を行橋にしていたのは、空港に近いというのに加え、他でもない平成筑豊鉄道に乗るため。田川線、伊田線、糸田線と三つある路線を完乗するには、日田彦山線や筑豊本線からのアクセスや道中ではなかなか難しいことがわかっていたため、行橋を起点に全路線をひたすら往復する形にしました。

各線とも最低1駅はJRと接続するため、過去にそれらのJR駅を通ったり下車したりの際に平成筑豊鉄道の車両を見てはいましたが、乗るのは今回が初。ただしいずれは全線廃止になってしまうとの話なので、初乗車にして完乗、そしてこの先機会がなければ乗り納め、撮り納めになるというこれまでにないパターンでの乗車でした。
乗り降りの記録として、通算の駅数に入れるかどうかが悩ましいところですが、とりあえず営業している間は乗降済みとしてカウントしつつも、番号の方は割愛。JR駅と改札が近接している田川伊田、田川後藤寺については仮で番号を振り、乗降履歴に加える扱いとすることにしました。
という訳で、出発駅の行橋、途中下車した勾金の両駅を手始めに、以後番号なしでの紹介とします。
平成筑豊鉄道の行橋駅は、JRの構内にあるため、独立した駅舎も出入口もなし。日豊本線の上り(小倉方面)ホーム3・4番線の南側に切り欠き式で5番線が設けられ、その1面1線のホームから発着する形態でした。


券売機はJRの改札外にありますが、平成筑豊鉄道の窓口はないため、紙券のフリーきっぷなどを買う場合は改札を通る際にその旨を申し出て5番線まで行き、列車内で乗務員から購入することに。駅には早めに向かい、車両の折り返し準備の時に買いました。「ちくまるキップ」、1,500円です。



特典として何より大きいのは、沿線の温泉施設の一つに入れること。源じいの森温泉は大人700円なので、それをフリーきっぷ代から差し引けば実質800円になるので、かなりおトクです。
ともあれフリーきっぷがあれば乗り降りは楽々。予定していた7:19発の直方行きに乗り、終点をめざしました。

今川橋梁を渡り日豊本線と離れると、今川に沿いながら平野部をひた走り、みやこ町から赤村に入る辺りまで来ると山間部に。町と村の境には、九州で最初の鉄道トンネル(第一・第二石坂トンネル)があり、そこを抜けると北に向けて大きくカーブしつつ、山村の景色の中を進みます。
以下は、車両後方から撮った三枚です。



次は西に向かって曲がる区間に入り、その途中にあるのが柿下温泉口。次の勾金では行き違いの停車時間があったので、その間に駅の外に出ることにしました。当駅滞在は8:08発-13発の5分間。ごく短時間でしたが、香春町で降り立ったのは初めて・・・いい記念になりました。



