小松へ向かうにつれ、夜は明けていき、新たな乗り降り先としてめざしていた松任に着いた頃にはすっかり明るくなっていました。到着時刻は約10分遅れで、朝7時ちょっと前。降りてみて、雨がしっかり降っていることがわかり、余計に肌寒く感じたのを思い出します。
駅前は開けた感じでしたが、駅舎の方はまだ旧来の質素なタイプ。北陸新幹線が通る頃にはまた様変わりするんでしょうけど、新幹線の駅が松任にできる予定はないので、どの程度の変化になるかがまた見所になりそうですね。
次は07:11発の福井行きに乗ります。北陸フリーきっぷを持っている以上、芦原温泉までは特急に乗ることもできたのですが、先を急ぐ旅ではないので、とにかくこまごまと降り乗りすことにして、ひたすら普通列車で西へ。07:26に降り立ったのは、小舞子。往路中、日本海に最も出やすそうだったので、ここを選んだのですが...
雨が止む気配はなく、足場も良くない状態で、慣れない地を歩くのは難アリでした。海へ通じていそうな道は北陸自動車道で見事にブロックされ、やや回り道してようやく小舞子海水浴場に来れば、時折強く吹く風で傘はヨレヨレ。何とか漂着物の様子を撮ることができたので、切り上げましたが、コンディションが良ければ、もっと観察したかった、というのが正直なところです。(→関連記事)
雨風ですっかり冷え冷えしてしまった訳ですが、電車に乗ればどこへやら。予定通り、07:51発の小松行きに乗り、暖まりながら終点をめざすのでした。