どの区間も全く乗ったことのないJRの路線がまだいくつかあって、都市部におけるそうした一つが桜島線(JRゆめ咲線)でした。大阪在住だった1980年代の5年間ではご縁なく、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが開園して以降は、いずれ遊びに行く機会ができるだろうからその時にと考えていたのが同線。何だかんだで何年も経ってしまったので、USJ抜きでとにかく乗ろうということで、3/24朝に桜島まで行ってきました。宿泊地を新今宮にしたのも、桜島線への行き易さを視野に入れてのこと。おかげで早々に行き帰りができ、USJ来園者ラッシュに巻き込まれずに済みました。
今宮から「大阪・関西万博」ラッピング列車に乗り、乗換駅の西九条には6:44の着。初めての桜島線は西九条6:48発で、7分後には終点の桜島に着きました。桜島線(4.1km)はこれでクリアとなった訳ですが、同時に近畿2府4県のJR線もめでたく完乗となりました。
気分的には晴れ晴れしいところ、空模様はそれに反していま一つ。雨が気になる程度の降りだったため、駅の外にはあまり出ず、最低限の撮影にとどめ、次の7:06発で引き返すことにしました。
ホテルでの朝食時間が決まっている場合はそろそろ戻る頃合いになりますが、某定食チェーン店で使える食券を利用する形の朝食つきプランだったため、特に急ぐ必要がなかったのがこの時のアドバンテージ。桜島の隣、ユニバーサルシティでの降り乗りは来園時にとっておくことにして、その次の安治川口で降りることを思いつき、乗降記録に加えました。当駅では7:09着-25発。ホームからはJR貨物の貨物駅が一望でき、あれこれ眺めているとそれなりの時間を要するため、15分ほどというのはちょうどいい感じでした。
日曜でしたが改札を出る客は多く、その流れを追っていくと駅前にある新大阪郵便局の関係者が大勢であることがわかり驚きました。桜島行きに乗っている際はUSJ客がメインだったので気付きませんでしたが、安治川口での降車もおそらく少なくなかったと思われます。
いろいろと注目ポイントがあった安治川口。7:25発(天王寺行き)が大阪デスティネーションキャンペーンのロゴマーク掲出列車だったというのも当駅の「持ってる」要素ゆえ?と言えそうです。