鹿児島駅前を起点にした際に行きやすいのは終点の谷山。路線で言えば第一期線と谷山線、系統なら1系統・・・9.4kmをとにかく通しで乗ることにしました。
高見馬場の交差点を左に曲がり、そのまま南下すると二つ目の未乗区間に入ります。併用軌道だったり、車道の間を走ったり、正しく路面電車の態だったところ、涙橋を過ぎてしばらくすると専用軌道に。事前に地図は見ていたものの、そこまでの認識はなかったのでいい意味で想定外でした。信号待ちがない分、スピーディーな感じで快走。脇田~上塩屋は概ね定刻通りでしたが、谷山には数分遅れで14:23頃の着でした。
当電停の発車時刻も鹿児島駅前と同じで明記なし。あとで調べた時刻表では、1系統の鹿児島駅前行きは14:27発だったので、実質的な滞在時間は4分ほどでした。時刻がわかっていれば動きようもありましたが、いつ出るか不明な中では電停周りの見物も限られます。駅舎の内部と外観、駅舎前に設置された「日本最南端の電停」を記した標柱と、撮るべきものは一応押さえた形で1000形1012号「ユートラム」(1012A+1012B)に乗り込み待機。程なく発車しました。