クレジットカードのタッチ決済が鉄道事業者にも広まる中、使った分の何割かがキャッシュバックされるキャンペーンなども定期的に行われるようになりました。VISAブランドでは「Visa割」と称して、鉄道の場合は運賃の30%を還元というのが2025.4..3~5.31に実施されたりしました。万博会場最寄駅の夢洲での乗り降り(→#4060)ではこの「Visa割」の恩恵に与り、後日片道315円がバックされ、感激したものです。
鉄道関係ではまた限られた感じの「Visa割」でしたが、2026年5月のキャンペーン(→参考)では関東大手私鉄7社をはじめ、全国で計46社局に拡大。しかも同じVISAでもリテール等が発行する特定のカードについては30%ではなく50%という大盤振る舞いで、これは乗るしかない!となり、あわただしく予定を立てては繰り出す日が続きました。うまく乗せられたものだと思います。
半額になるとは言っても上限は決まっていて、50%のカードの場合は1,000円まで。つまり運賃合計が2,000円になる範囲で使えば上々という話になります。その対象となるカードを幸い2枚持っていたので、フル活用すれば4,000円分の鉄道利用ができることに。ある程度のプランを立てた上で主に東京メトロで使い、残った分をできるだけ多く充てるべく伊豆箱根鉄道駿豆線完乗の旅に出ました。終了2日前、5/30のことです。
三島~修善寺は大人片道550円なので、タッチ決済を使えば550円で往復が可能。駿豆線は三島~伊豆長岡が乗車済みで、三島大社、本社(大場駅)での「ふれあいフェスタ」などに足を運んだ際に同線は何度か乗っていますが、伊豆長岡より南が未乗のままでした。28年前の1998.4.30~5.1はクルマで伊豆半島を巡り、その際に修善寺駅なども寄ったため、沿線に関しては一応既知。それでよしといていた訳ではないですが、とにかく年数が経ってしまったという訳です。
今年1/8~11(3泊4日)の旅では、後半で使った「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」でもって東京方面に帰ることにし、その途中の行程で駿豆線を組み入れ全線クリアをめざしたもののあえなく断念(→参考)。ダイヤ乱れと「こだま」への乗り換え策が不調で、予定時刻に三島に辿り着けなかったことがその主因です。5/30の旅は1/11の再チャレンジとも言えるもので、万全を期して臨みました。
小田急線快速急行で小田原に着いたのは10:52頃。10:56発の熱海行きに間に合えばまた違っていたかも知れませんが、次の11:05発でも熱海11:37発の浜松行きには接続するので、この時は悠長に構えていました。ところが...
朝方の熱海駅での信号トラブルとかの余波で、乗っていた列車が真鶴辺りから低速になり、あとは動いたり停まったりで不安定に。熱海到着は11:28のところ10分の遅延となりました。何の配慮もなければ11:37発には乗れなかったことになりますが、接続待ちどころか当の浜松行きの姿がない状態。先に着いていた熱海止まりの列車からの乗り換え客が滞留しているところに、今着いた分の乗客が加わり、ただでさえホームがごった返す中、遅れていた(折り返し)浜松行きが入ってくるとその3両編成も驚きの満員電車だったため、どういう状況になるかは明らかでした。
案の定ホーム上は押し合いへし合いの態に。あれだけの人波が3両に収まるとは到底思えなかったため、さっさと改札に向かい仕切り直すことにしました。
何だかんだで熱海から乗ったのは12:33発という展開に。3両×2の6両編成だったこともあって車内は至って平穏で、ストレスなく三島に来れました。ここからがようやく本題です。
当初の予定通り熱海を11:37に出ていれば、三島12:11発の特急「踊り子」(7号)に乗る線もゼロではありませんでした。ただ、JRの特急なので駿豆線のホームには入りません。タッチ決済で入場するにあたり、どの改札をどう通る?というのがわからず、その辺りを尋ねつつ駿豆線内の特急券(座席未指定券)を買うつもりでいたのですが、時間がずれたことで逆に自由に動ける感じになりました。
乗ったのは13:07発の修善寺行き。帰りの列車はもともと決めていなかったので、修善寺での過ごし方は着いてから考えることにしました。
伊豆長岡を13:30に出るとその先が初乗車の区間。特急に乗ると大仁に停まるだけでスイスイ行ってしまうので、各駅をしっかり押さえるという点では普通列車の方がベターと言えます。駅や車窓を堪能しながら15分乗るといよいよ修善寺。13:45に着き、駿豆線はめでたく完乗と相成りました。





この日はかなりの上天気。行楽日和なのはいいとして気温の方も5月末頃にしては高めだったので、あまり遠出はしないようにし、専ら駅周辺で過ごしました。構内の駅そば店で「しいたけそば」(冷し)をいただき、売店を一巡し、駅の外観を各出口(西、北、南)から撮りといった流れで、気付けば30分が経過。思いがけず東京行きの「踊り子」(14:18発)に乗車できるタイミングになっていました。




窓口でタッチ決済での特急の乗車について質問すると、駿豆線内での特急利用は想定していないとのこと。やってできなくはないものの、到着ホームが異なる以上は何とも言えない風だったので、今回は見送りとしました。
特急に乗らないとなれば普通列車しかないので、14:30か14:44かといった具合で至って緩やか。本数もそれなりなので、少々散策するなどしてから帰途につくことにしました。駅の北側200mほどにスーパーがあったので、そこで飲料等を購入。駅に戻ると14:58発が間もなく発車という頃合いでした。
乗車したのはブルーのクロスシートが特徴の3000系3502編成。おかげでゆったりくつろぐことができました。
そんなこんなで「Visa割」での駿豆線の往復(550円)は無事終了。三島からの帰りは行きと違って何の支障もなく済みました。熱海までは313系8000番台*1に乗れたのもちょっとした成果。総じて有意義な日帰り旅でした。
以下は、熱海駅、伊豆長岡駅で撮った記念(?)の5枚です。





*1:1/11は浜松~東田子の浦で乗車。もともとは熱海行きだったところ、車両運用の都合で東田子の浦止まりに。313系8000番台は東田子の浦~三島が未乗ということになりました。


















































































