乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#4127 修善寺(2026.5.30)

クレジットカードのタッチ決済が鉄道事業者にも広まる中、使った分の何割かがキャッシュバックされるキャンペーンなども定期的に行われるようになりました。VISAブランドでは「Visa割」と称して、鉄道の場合は運賃の30%を還元というのが2025.4..3~5.31に実施されたりしました。万博会場最寄駅の夢洲での乗り降り(→#4060ではこの「Visa割」の恩恵に与り、後日片道315円がバックされ、感激したものです。

鉄道関係ではまた限られた感じの「Visa割」でしたが、2026年5月のキャンペーン(→参考では関東大手私鉄7社をはじめ、全国で計46社局に拡大。しかも同じVISAでもリテール等が発行する特定のカードについては30%ではなく50%という大盤振る舞いで、これは乗るしかない!となり、あわただしく予定を立てては繰り出す日が続きました。うまく乗せられたものだと思います。

半額になるとは言っても上限は決まっていて、50%のカードの場合は1,000円まで。つまり運賃合計が2,000円になる範囲で使えば上々という話になります。その対象となるカードを幸い2枚持っていたので、フル活用すれば4,000円分の鉄道利用ができることに。ある程度のプランを立てた上で主に東京メトロで使い、残った分をできるだけ多く充てるべく伊豆箱根鉄道駿豆線完乗の旅に出ました。終了2日前、5/30のことです。

三島~修善寺は大人片道550円なので、タッチ決済を使えば550円で往復が可能。駿豆線は三島~伊豆長岡が乗車済みで、三島大社、本社(大場駅)での「ふれあいフェスタ」などに足を運んだ際に同線は何度か乗っていますが、伊豆長岡より南が未乗のままでした。28年前の1998.4.30~5.1はクルマで伊豆半島を巡り、その際に修善寺駅なども寄ったため、沿線に関しては一応既知。それでよしといていた訳ではないですが、とにかく年数が経ってしまったという訳です。


今年1/8~11(3泊4日)の旅では、後半で使った「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」でもって東京方面に帰ることにし、その途中の行程で駿豆線を組み入れ全線クリアをめざしたもののあえなく断念(→参考。ダイヤ乱れと「こだま」への乗り換え策が不調で、予定時刻に三島に辿り着けなかったことがその主因です。5/30の旅は1/11の再チャレンジとも言えるもので、万全を期して臨みました。

小田急線快速急行で小田原に着いたのは10:52頃。10:56発の熱海行きに間に合えばまた違っていたかも知れませんが、次の11:05発でも熱海11:37発の浜松行きには接続するので、この時は悠長に構えていました。ところが...

朝方の熱海駅での信号トラブルとかの余波で、乗っていた列車が真鶴辺りから低速になり、あとは動いたり停まったりで不安定に。熱海到着は11:28のところ10分の遅延となりました。何の配慮もなければ11:37発には乗れなかったことになりますが、接続待ちどころか当の浜松行きの姿がない状態。先に着いていた熱海止まりの列車からの乗り換え客が滞留しているところに、今着いた分の乗客が加わり、ただでさえホームがごった返す中、遅れていた(折り返し)浜松行きが入ってくるとその3両編成も驚きの満員電車だったため、どういう状況になるかは明らかでした。

案の定ホーム上は押し合いへし合いの態に。あれだけの人波が3両に収まるとは到底思えなかったため、さっさと改札に向かい仕切り直すことにしました。

何だかんだで熱海から乗ったのは12:33発という展開に。3両×2の6両編成だったこともあって車内は至って平穏で、ストレスなく三島に来れました。ここからがようやく本題です。


当初の予定通り熱海を11:37に出ていれば、三島12:11発の特急「踊り子」(7号)に乗る線もゼロではありませんでした。ただ、JRの特急なので駿豆線のホームには入りません。タッチ決済で入場するにあたり、どの改札をどう通る?というのがわからず、その辺りを尋ねつつ駿豆線内の特急券(座席未指定券)を買うつもりでいたのですが、時間がずれたことで逆に自由に動ける感じになりました。

乗ったのは13:07発の修善寺行き。帰りの列車はもともと決めていなかったので、修善寺での過ごし方は着いてから考えることにしました。

伊豆長岡を13:30に出るとその先が初乗車の区間。特急に乗ると大仁に停まるだけでスイスイ行ってしまうので、各駅をしっかり押さえるという点では普通列車の方がベターと言えます。駅や車窓を堪能しながら15分乗るといよいよ修善寺。13:45に着き、駿豆線はめでたく完乗と相成りました。

修善寺駅3~5番線。乗車したのは3番線に停車中の7000系7501編成。
5番線には3000系3506編成「HAPPY PARTY TRAIN」が待機。フルラッピングなのでインパクト大。
修善寺駅駅名標。同駅の副駅名はスポンサー契約(2024.3.5~)により「三島信用金庫」。
修善寺駅2・3番線。2番線(右)の列車は12:39に到着後、14:18の発車を待つ特急「踊り子」。
出場用のタッチ決済読取部。550円のうち半額の275円が後日バックされる予定。

この日はかなりの上天気。行楽日和なのはいいとして気温の方も5月末頃にしては高めだったので、あまり遠出はしないようにし、専ら駅周辺で過ごしました。構内の駅そば店で「しいたけそば」(冷し)をいただき、売店を一巡し、駅の外観を各出口(西、北、南)から撮りといった流れで、気付けば30分が経過。思いがけず東京行きの「踊り子」(14:18発)に乗車できるタイミングになっていました。

電車時刻表。到着と発車の両方があるので何かと便利。14時台の列車は特急を含め5本と多め。
西口と北口の間にある構内売店「イズーラ修善寺」。駅そばも同店内にあります。イチ推しは「しいたけのやばい旨み!」のしいたけそば。お味はまあまあでした。
修善寺駅外観(北口)
修善寺駅外観(南口)

窓口でタッチ決済での特急の乗車について質問すると、駿豆線内での特急利用は想定していないとのこと。やってできなくはないものの、到着ホームが異なる以上は何とも言えない風だったので、今回は見送りとしました。

特急に乗らないとなれば普通列車しかないので、14:30か14:44かといった具合で至って緩やか。本数もそれなりなので、少々散策するなどしてから帰途につくことにしました。駅の北側200mほどにスーパーがあったので、そこで飲料等を購入。駅に戻ると14:58発が間もなく発車という頃合いでした。

乗車したのはブルーのクロスシートが特徴の3000系3502編成。おかげでゆったりくつろぐことができました。

そんなこんなで「Visa割」での駿豆線の往復(550円)は無事終了。三島からの帰りは行きと違って何の支障もなく済みました。熱海までは313系8000番台*1に乗れたのもちょっとした成果。総じて有意義な日帰り旅でした。


以下は、熱海駅、伊豆長岡駅で撮った記念(?)の5枚です。

混み合う熱海駅2・3番線ホーム(11:41頃)。3番線に着いた満員電車からの人の流れが加わり飽和状態。
「異常時案内用ディスプレイ」によると「熱海駅での信号確認の影響・・・」とのこと。確認による影響にしては結構大規模だったような...
浜松行き普通列車(熱海12:33発)。こちらは概ね定刻通りでした。
伊豆長岡駅発車前の一枚(13:29頃)。この先(右方向)が未乗区間。
熱海駅4番線から撮った1~3番線(16:13頃)。3番線に停車している313系8000番台で三島~熱海を乗車。

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*1:1/11は浜松~東田子の浦で乗車。もともとは熱海行きだったところ、車両運用の都合で東田子の浦止まりに。313系8000番台は東田子の浦~三島が未乗ということになりました。

#4126 朽網(2026.5.14)

平成筑豊鉄道の乗り降りに臨むにあたり、チェックアウト後にホテルで荷物を預かってもらう手筈でしたが、戻り予定の時間帯はスタッフ不在云々ということで預けるのは見送っていました。そのため、駅とホテルとの往復等に要する時間がカットでき、小倉行き(始発列車)への乗り換えが円滑かつスピーディーな感じに。行橋14:19着→26発でした。

5/13は日豊本線の未乗降駅をせっせと降り乗りした訳ですが、行橋までの間で一つ残していた駅があります。5/14は北九州空港からスターフライヤー便*1で帰京することにしていたので、空港へのアクセス駅である朽網をこの日にとっておいた次第。着いたのは14:37で、空港行きの西鉄バスは14:44の発車でした。

小倉行き普通列車(朽網14:37発)
朽網駅構内。2面2線です。手前は駅出入口と東側の「空港口」を結ぶ連絡通路。
近距離きっぷ運賃表など。当駅から行橋、小波瀬西工大前までは270円、梶栗郷台地と綾羅木は740円。
朽網駅出入口
朽網駅空港口連絡通路。駅舎は西側にあります。
連絡通路から見た空港口(ロータリーなど)。奥に海(周防灘)が見えます。
空港口、北九州空港エアポートバスのりば。14:44発のバスは数分遅れで到着。

7分の間にホームや駅舎などを撮るとなるとそれなりにせわしないもの。バス待ちの列に早めに加わる必要も考えるとさらに限られるところでしたが、バスの到着が少々遅れたことで結果的には5~6分ほどの余裕が生じました。そうとわかっていればもっと駅の外観等をチェックしたり撮影したりできた訳ですが、こればかりは... ともあれ朽網での下車を以って小倉~行橋の全駅、さらには前日の梶栗郷代理、綾羅木、2023.3.2の幡生(→#3801を加えることで、山陰本線、山陽本線、鹿児島本線、日豊本線を結ぶ全15駅が乗降済みと相成りました。

首都圏、中京圏、京阪神圏を除いて、JR線の一定区間の駅を連続する形で乗り降りした例は他にないので、これはちょっとした記念であり記録。このパターン、今後の乗り降り旅のテーマの一つとして是非と思うのでした。

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*1:北九州空港16:25発のSFJ086便。空港には15:05頃に着いたので、しっかり空港見物ができました。

源じいの森&令和コスタ行橋(2026.5.14)

11時台に金田を発つことができたので、伊田線、田川線の復路はかなり余裕がありました。行って戻ってのパターンでめぼしい駅を訪ねるのもいいし、下車後に駅周りで一定時間を過ごして次の列車に乗るのもいい・・・必須だったのは「ちくまるキップ」の温泉特典を使うこと。まずは温泉施設に行きやすい源じいの森で降り、その先の行程は温泉後ということにしました。

行橋行き普通列車(源じいの森11:47着)。すぐの発車のところ、精算で時間を要する乗客がいたため、4分ほど停まっていました。
柳場跨線橋から見た源じいの森駅。開業年月日は1995.7.21。
こちらは同じ跨線橋から見た駅の反対側。発車が遅れたおかげで列車が第二石坂トンネルに入るシーンを撮ることができました。左は車掌車「ヨ9001」。置かれているのは源じいの森(宿泊施設など)がある敷地の一隅。

温泉施設に行くとなるとある程度の時間は必要。11:47着-12:48発の1時間を充てればちょうどいいくらいと見ていました。早めに切り上げられるようなら、隣の油須原に歩いて戻り、歴史ある駅舎、広めの構内、名物の腕木式信号機などをしっかり見物してから、12:45発で行橋方面へというのも考えましたが、往路で源じいの森~油須原の線路沿いの景色や道路を見てその線は断念。アップダウンがそれなりの道を歩くのは厳しく、その時間帯は日射も強くなっていたことを考えると見送って正解だったと思います。

当の源じいの森温泉の方も駅からすぐという訳ではなく、坂を上り、跨線橋を渡り、敷地内の駐車場などをしばらく歩いてようやくという感じでした。施設内で過ごした時間は40分ほど。そのうち温泉浴の実質的な時間は15分あったかどうか...でした。駅周りの見物やら施設までの移動やらで20分を要したとするとそれで1時間になり、思っていたほどの余裕はなかったことになります。

源じいの森駅発車時刻表・運賃表など。本数は両方面とも1日19本。

ともあれ暑い中だったので、温泉でサッパリできたのは確か。行橋行きを待つ間、風も涼しく感じられました。

行橋行き普通列車(源じいの森12:47着)。金田駅で見かけた「惺綺ハルカ」ヘッドマーク車両(411号車)でした。


源じいの森の次は、犀川、豊津といった昔からの駅での降り乗りという案もありましたが、昼食をとることを優先して付近に店舗等が集まる駅をめざしました。令和コスタ行橋です。

行橋行き普通列車(令和コスタ行橋13:17発)
令和コスタ行橋駅ホーム。待合室、ホーム床などは県産の木材「筑豊杉」を使用。
令和コスタ行橋駅出入口。当駅の開業年月日は2019.8.24。
令和コスタ行橋駅発車時刻表・運賃表。当駅の本数は源じいの森駅よりも各1本多い1日20本。

13:16着-14:17発でこちらも1時間の滞在。コスタ行橋内にファミレスがあればと思いましたが、見当たらなかったので、お手軽な感じのラーメン店(あいにく5/24を以って閉店)へ。ゆっくり食事をした後はスーパーで買い出しをし、駅には14:10頃に戻りました。令和コスタ行橋も下車すれば概ね1時間コースの駅と言えそうです。

この日の平成筑豊鉄道ラスト一本は、行橋から最初に乗った400形408号。行橋着は14:19だったので、7:19のスタートからちょうど7時間が経っていました。田川線、伊田線、糸田線の順で各線を単純往復した結果、乗車した距離は合計98.4kmに。比較的長めでしたが、その分充実したものになりました。

行橋行き普通列車(令和コスタ行橋14:16着)

次は早めに門司港観光レトロ線(2.1km)をクリアし、平成筑豊鉄道の全線完乗をめざしたいと思います。

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金田(2026.5.14)

田川後藤寺から日田彦山線の小倉行きで早々と田川伊田に向かったところで、そこから行橋行きに乗り換えようとすると10:24発には間に合わないため、11:24発まで待つ必要がありました。

スポット的にJRに乗るのも一興ではありましたが、ここは順当に糸田線、田川線とつないで行橋方面に戻ることに。金田まで行けばひとまず糸田線の往復は完了です。

金田は車両基地のほか、平成筑豊鉄道の本社もある一大拠点。見どころは多々ある筈なので、当駅での滞在時間が長めだったのは好都合でした。着いたのは10:34で、次に乗る行橋行きは11:09発。30分以上あったので、ホームから車両基地と留置車両を眺めたり、着いては発車する列車を見送ったり、駅窓口や駅舎などをしかと見物、撮影したりと余念なく過ごすことができました。

田川後藤寺発・金田行きは、金田駅4番のりばに到着。行橋~直方~田川後藤寺~金田と続けて乗車した400形408号車はここでお別れ。
金田駅車両基地(10:35頃)。停まっていたのは(左から)401・402号車「ことこと列車」、501号車「黒銀」、411号車、409号車でした。

待っている間、直方行きが2本(10:37発、11:00発)、田川後藤寺行きが1本(10:42発)の計3本が到着・出発・・・一部とは言え、車両のバリエーションを楽しむことができ、有意義でした。

403号車「スーパーハッピー号」(金田10:37発、直方行き)
407号車(金田10:42発、田川後藤寺行き)
411号車。車庫から2番のりばに入り、当駅始発(11:00発)の直方行きに。期間限定の「惺綺ハルカ」ヘッドマーク掲出車両でした。「惺綺」は「しずき」と読むようです。

その気になれば、金田の先の駅まで行ってから戻って来る*1のも可能だった訳ですが、今回は乗り降りがテーマではなかったので駅でステイ。この日は気温が思いがけず高かったこともあり、無理をしないプランにしたというのもあります。

金田駅発車時刻表。方向としては三つあるので、発着本数はなかなかのもの。ローカルな印象はありません。
金田駅外観
金田駅前にある「ことこと列車」の列車型ラッピングポスト(→参考)。車輪というか台車も付いているのがポイント。
金田駅1番のりば。行橋行きは11:07着-09発。404号車でした。

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*1:一例:金田10:37発→中泉10:49着-55発→金田11:07着

#4125 田川後藤寺(2026.5.14)

直方発・田川後藤寺行きに乗り、往路で通った金田を過ぎれば糸田線に。同線をクリアすれば平成筑豊鉄道の三つの路線は完乗となります。

糸田線は全長6.8kmの短距離線。西側を中元寺川が流れ、概ね平野部を進みます。列車は9:45に金田を出ると、終点の田川後藤寺には9:59に到着。あっさりとしたものでしたが、ひとまず目標は達成です。

車両後方から見た糸田線と日田彦山線の線路。赤い道路橋は国道322号の鷹羽橋。橋の奥、左が糸田線、右が日田彦山線。
田川後藤寺駅に近づくと左からまた別の線路が出現。後藤寺線でした。右奥の赤い橋は先の鷹羽橋。

田川後藤寺はJRとの接続駅で、日田彦山線のほか後藤寺線にも乗り換えが可能。糸田線を含め三線が交わるため、拠点駅の趣があります。構内や駅舎は田川伊田と同じく二社共同。ただし改札口は各社別でなく共通で、田川伊田とその点では異なっていました。

田川後藤寺駅ホーム。左が平成筑豊鉄道の2番線、右は後藤寺線の「0」番線。
跨線橋から見た後藤寺線・糸田線ホーム。後藤寺線の列車はこの後0番線から1両で出発(10:20発)。
跨線橋(東側)。平成筑豊鉄道は2番のりば。奥の3・4番が日田彦山線。
1番線ホーム(後藤寺線)。改札口はこのホームに直結。0番線は誘導サインが示す通り1番線の奥にあり、2~4番線は跨線橋を渡った先。
平成筑豊鉄道の券売機と発車時刻表。金田・直方方面は5~22時まで毎時1本(計18本)の運転。

駅前にはロータリーがあり、少し歩けば商店街も。石炭はもとより石灰石の輸送も支えた駅とあらば、人の動きや流れも往時はかなりのものだった訳で、その名残が少なからず感じられる駅と駅周辺なのでした。

田川後藤寺駅外観

田川後藤寺から日田彦山線に乗れば一つ隣が田川伊田。ちょうど10:23発の小倉行きがありましたが、この日は「ちくまるキップ」で全線を完全往復することにしていたので、再度糸田線で北上。乗車したのは10:20発の金田行きでした。

金田行きの車両後方から見た田川後藤寺駅構内(南側)。左(3番線)に停車中のキハ40は、11:00発の添田行き。

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直方(2026.5.14)

田川伊田から直方までは30分余りの乗車。この区間は伊田線になります。

車両後方に立ちつつ、後ろに流れる景色を眺めて撮ってとやっていると時間が経つのは早いもの。途中駅が13と多めだったこともあり、駅を通る度にとにかく撮影というのを繰り返していたらいつしか終点といった感じでした。

伊田線は長閑な一帯を走る線区ながら、驚いたことに全区間複線。そのため、田川伊田と直方の両駅を除く13駅のホームはいずれも対面(一部はスライド)式になっていて、往路と復路で発着ホームが異なるのがポイントです。1面2線のホームが一つもないとなれば、各側のホームを撮るのに専念する場合、その枚数は倍に。乗車中はひたすらカメラを構え、随時シャッターを押す、そんな状態でした。

ともあれ行橋から乗った列車は、終点の直方に定刻通り到着。トータルで100分超のロングランでした。

9:03頃、直方駅に到着。乗ってきた列車は折り返し田川後藤寺行きに。
平成筑豊鉄道のりば。ホームは1面2線。構造的には至ってシンプル。
直方駅駅名標。駅ナンバリングは「HC1」。

なお、行橋~直方はJRでも行けますが、同じ頃合いで小倉行き(行橋7:20発)に乗り、西小倉、折尾での乗り換えを経た場合、直方には8:37に着くことがわかりました。平成筑豊鉄道が42.4kmなのに対し、JRは56.5kmと距離は長くとも、所要時間に関して(このタイミングに限っては)JRがかなり優位。26分の差は大きいものがあります。

直方駅は2023.11.5(→#3883にJRで来ているので、駅としての来訪は二度目。駅周りは前回しっかり見物、撮影しているので、今回は平成筑豊鉄道の構内メインとしました。次に乗るのは9:20発の田川後藤寺行き。直方~田川後藤寺についてもJRルートがありますが、この区間に関しては平成筑豊鉄道に分*1があるようです。


以下は、伊田線の車窓(後方展望)を撮った4枚です。

上金田~金田で糸田線と合流し、伊田線の複線(左、中央)と単線(右)が並ぶ形に(8:38頃)。
9:00頃、筑豊本線の複線との並行区間がスタート(あかぢ~南直方御殿口)。驚きの複々線区間が直方まで続きます。
車両後方から見た嘉麻川橋梁(9:24頃)。複線に対しての架橋ではなく、単線それぞれに橋梁が造られる形態。橋脚はレンガ造り。
市場駅を発った後の展望(9:34頃)。駅数は多いものの、伊田線の沿線風景は田圃や丘陵がメイン。第三セクターへの移行後に設置された駅は13駅のうち実に9駅。設置形態はこの市場駅のように簡素なものが主流。

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*1:直方9:27発の博多行きに乗り、新飯塚で後藤寺線に乗り換えると田川後藤寺は10:13着。所要時間は7分ほど平成筑豊鉄道が早い結果に。営業キロは平成筑豊鉄道:16.6km、JR:26.1kmです。

#4124 田川伊田(2026.5.14)

直方行きの列車は、勾金での5分間の停車のほか、田川線と伊田線の分岐点となる田川伊田でも長めの停車時間がありました。8:19着-27発の8分です。

田川伊田駅ホーム。平成筑豊鉄道は1・2番線。

国鉄時代からの駅なので、構内には日田彦山線ホームもあり、駅舎も共通。改札通路は平成筑豊鉄道とJRとで一応分かれているものの、平成筑豊鉄道に乗る場合は券売機できっぷを買ってから向かうか、車内に入り整理券を取った上で降車時に精算のいずれかという感じで、ホームへの出入りについては緩やかな印象でした。

田川伊田駅改札口。左が平成筑豊鉄道、右がJR(日田彦山線)。
券売機も各社別。左がJR、右が平成筑豊鉄道。

ひとまずその停車時間の間に駅の外に出て、1990年に改築、その後リニューアルされた駅舎をしっかり見物、撮影。併設の店舗等も複数あるので、時間があればある程度過ごせる駅だと思いました。

田川伊田駅外観。黒を基調としたアート観のあるデザインは必見。
田川伊田駅駅舎内。「田川伊田駅舎ホテル」のエントランスは階段を上がった先。

田川伊田に着いた時点で田川線(26.3km)はクリア。ここから先、直方までは伊田線(16.1km)になります。

直方行き普通列車(田川伊田8:27発)。左のホーム(3・4番線)が日田彦山線。そのホーム後方に見える二つの煙突は、旧三井田川鉱業所伊田竪坑のもので、国の登録有形文化財。石炭記念公園にあります。
田川伊田駅を出た後の後方展望。右は日田彦山線ホーム。かつては両線のホームの間に二本の線路がありました。

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行橋&勾金(2026.5.14)

5/14は北九州空港からスターフライヤー便で帰ることにしていて、羽田行きの時刻(16:25発)に合わせて、日中の列車旅のプランを立てました。宿泊先を行橋にしていたのは、空港に近いというのに加え、他でもない平成筑豊鉄道に乗るため。田川線、伊田線、糸田線と三つある路線を完乗するには、日田彦山線や筑豊本線からのアクセスや道中ではなかなか難しいことがわかっていたため、行橋を起点に全路線をひたすら往復する形にしました。

平成筑豊鉄道路線図。全36駅あります。

各線とも最低1駅はJRと接続するため、過去にそれらのJR駅を通ったり下車したりの際に平成筑豊鉄道の車両を見てはいましたが、乗るのは今回が初。ただしいずれは全線廃止になってしまうとの話なので、初乗車にして完乗、そしてこの先機会がなければ乗り納め、撮り納めになるというこれまでにないパターンでの乗車でした。

乗り降りの記録として、通算の駅数に入れるかどうかが悩ましいところですが、とりあえず営業している間は乗降済みとしてカウントしつつも、番号の方は割愛。JR駅と改札が近接している田川伊田、田川後藤寺については仮で番号を振り、乗降履歴に加える扱いとすることにしました。

という訳で、出発駅の行橋、途中下車した勾金の両駅を手始めに、以後番号なしでの紹介とします。


平成筑豊鉄道の行橋駅は、JRの構内にあるため、独立した駅舎も出入口もなし。日豊本線の上り(小倉方面)ホーム3・4番線の南側に切り欠き式で5番線が設けられ、その1面1線のホームから発着する形態でした。

行橋駅5番のりば。自動改札機がありますが、使われていません。
行橋駅駅名標。直方から数えて31駅目。

券売機はJRの改札外にありますが、平成筑豊鉄道の窓口はないため、紙券のフリーきっぷなどを買う場合は改札を通る際にその旨を申し出て5番線まで行き、列車内で乗務員から購入することに。駅には早めに向かい、車両の折り返し準備の時に買いました。「ちくまるキップ」、1,500円です。

行橋行き普通列車が入線(行橋7:07着)。左と中央の線路は日豊本線。
平成筑豊鉄道5番線とその奥の3・4番線。3番線には特急「ソニック」(4号、行橋7:09発)が停車中。
平成筑豊鉄道1日乗り放題「ちくまるキップ」。「温泉入湯料無料特典」つきで大人1,500円。

特典として何より大きいのは、沿線の温泉施設の一つに入れること。源じいの森温泉は大人700円なので、それをフリーきっぷ代から差し引けば実質800円になるので、かなりおトクです。

ともあれフリーきっぷがあれば乗り降りは楽々。予定していた7:19発の直方行きに乗り、終点をめざしました。

直方行き普通列車(行橋7:19発)。2025年2月デビューの400形408号車でした。

今川橋梁を渡り日豊本線と離れると、今川に沿いながら平野部をひた走り、みやこ町から赤村に入る辺りまで来ると山間部に。町と村の境には、九州で最初の鉄道トンネル(第一・第二石坂トンネル)があり、そこを抜けると北に向けて大きくカーブしつつ、山村の景色の中を進みます。

以下は、車両後方から撮った三枚です。

行橋市からみやこ町に入った後の景観(豊津~新豊津)。左に見えるのが今川。奥に見える橋は高崎橋。
第二石坂トンネル通過中。奥が第一石坂トンネル。第二石坂トンネルを出ると源じいの森駅はすぐ。
赤村と香春町との境界付近(内田~柿下温泉口)。この辺りは丘陵地がメイン。

次は西に向かって曲がる区間に入り、その途中にあるのが柿下温泉口。次の勾金では行き違いの停車時間があったので、その間に駅の外に出ることにしました。当駅滞在は8:08発-13発の5分間。ごく短時間でしたが、香春町で降り立ったのは初めて・・・いい記念になりました。

勾金駅下りホーム。駅名のアナウンスは「田川高校前 勾金」で、駅名標の漢字表記もその順番。
勾金駅は2面2線で、ホーム間は構内通路を経由。行き違いの車両(行橋行き)は403号車「スーパーハッピー号」でした。
直方行き普通列車(勾金8:13発)

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#4122+4123 下曽根&小波瀬西工大前(2026.5.13)

安部山公園から行橋までの間の未乗降駅は残り3駅。次の降り乗りは下曽根です。

一部の特急が停まる駅ということもあって、しっかり有人につき自動改札機で何かあっても対応してもらえるだろうと踏んで、例の片道乗車券を投入・・・きちんと出てきたのでひと安心でした。滞在時間は14:56着-15:10発と少々短め。駅南口にはサニーサイドモール小倉などの商業施設があるので、もっと時間があれば...でしたが、その次の列車だとさすがに間隔が開いてしまうため、南口と北口それぞれの駅舎外観を眺めて撮ってで今回は済ませました。

下曽根駅発車標。下りは15:10発の次が15:31発。ショッピングモールを見て回るのもアリだったとは思います。
南口の階段付近には「下曽根駅・曽根クロニクル」が掲出。駅の開業は1895年なので、130年以上の歴史があります。
下曽根駅外観(南口)
下曽根駅外観(北口)。駅名の看板や表記がなぜか見当たらず...
中津行き普通列車(下曽根15:09着)。この時点では定刻通りでした。

次にめざしたのは行橋の手前、小波瀬西工大前。定時では15:27着-42発のところ、苅田での特急通過待ちによる遅延があり、着いたのは15:29頃、発車の方も3分遅れで15:45頃というのが実際でした。

当駅は2面3線で、行橋方面のホーム(1番線)に改札があるので、この時は出入りが楽でした。自動改札機の方も支障なし。15分あれば悠々でした。

中津行き普通列車。15:28発のところ15:30発でした。
小波瀬西工大前駅駅名標

駅舎は至ってコンパクト。駅前も開けた感じはなく、ローカルな雰囲気です。駅を出ると、勾配とカーブのある細めの道路が通っていますが、その道をコミュニティバスが行き来する点においては都市的。目の前の高台には西日本工業大学のキャンパスがあり、駅舎の反対側には複数の医療機関が並んでいるので、駅の規模と周辺の集積度に乖離がある印象を受けました。

小波瀬西工大前駅外観
自動改札機に2日間有効の乗車券(草江→行橋)を投入→無事入場
新田原行き普通列車。15:44頃の到着でした。

とりあえずこの日の列車での移動は行橋で終了。概ね予定通りでした。

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#4120+4121 南小倉&安部山公園(2026.5.13)

5/12~13の旅は、草江を起点に美祢線、山陰本線などを経由して、行橋までの片道乗車券を買った上でのものでした。同一方向に進む限り途中下車可能なので、本数が増える区間に来たらいつもの調子で降り乗りに励むことに。小倉から先の未乗降駅を順次訪ねるプランを組み、ホテルのチェックイン(16時~)に合わせる感じで動きました。

綾羅木からは下関、門司で下車し、小倉に着いたのが13:44。改札は出ず、13:54発の中津行きに乗り換え、まず降りたのは南小倉でした。当駅での時間は13:59着-14:21発で20分余り。ゆとりはありましたが、「ソニック」(30号)の通過をホームで見送ったり、駅隣の瑞穂町踏切で日田彦山線の列車(14:07発)を眺めたり、再びホームに戻って数分遅れの「ソニック」(27号)を撮ったりしていると時間的にはちょうどいいくらいになりました。駅周辺にこれといったものがなくても、列車の行き来を押さえていると20分はすぐに経ってしまいます。ただし、次の新田原行きは先の27号が遅れていた影響で14:23頃の発車に。早めにホームに来ていた分、間延びした感はありました。

中津行き普通列車(南小倉14:00発)
南小倉駅発車標。次の中津方面は14:21発。小倉方面は日田彦山線の列車も加わるため、日豊本線よりも多め。
南小倉駅外観
駅舎左側外壁にある「南小倉駅周辺図」。おそらく国鉄時代からのものでしょう。昭和風情を感じます。
特急「ソニック」27号が通過。14:16頃でした。

隣駅の城野は1990.11.24に来ているので、今度はそのまた隣の安部山公園へ。定刻では14:27着のところ14:29着で、次に乗る行橋行きは遅れがなければ14:53発なので、滞在時間としては南小倉と同程度でした。

新田原行き普通列車。定刻では14:27発のところ数分遅れで発車。

当駅は1987年の開業。2面2線で駅舎は橋上タイプです。線路を跨ぐ道路橋(国道)に出入口が直結する形のため、正しく橋上なのがポイント。改札口は自動改札機のみなので、きっぷをどう通すかで躊躇が生じますが、思いがけず有人だったことから、駅員さんに尋ねつつ出場時は券面提示で通してもらいました。

安部山公園駅ホーム
安部山公園駅出入口。改札を出るとすぐに陸橋。

駅の周りを少々行き来してから再び改札へ。改札機を通るのかどうか駅員さんも不確かだったため、おそるおそるでしたが、試しに通すと無事に出てきたので、今回のきっぷが自動改札機でも通用することの確証を一応得る格好になりました。

駅の外に出て右側(北の方角)の景観。奥に約700m進むと安部山公園。目の前の道路は国道10号。
行橋行き普通列車(安部山公園14:53着)。概ね定時運行でした。

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