乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3952+3953 水間観音&三ヶ山口(2024.3.23)

貝塚9:20発の水間観音行きで終点まで乗車。乗車時間は15分ほどで、ほぼ定刻に水間観音に着きました。これで同線は完乗。全長5.5kmと短い路線のため、完乗と言うと少々大げさな感もありますが、乗るまでの年月が長かったことを考えるとより重みのある乗車だったのは確かです。余韻に浸るように駅構内でゆっくり過ごし、駅の外へ。名駅舎ということ、そのデザインが仏塔を模したものであることは承知していましたが、実際に目にすると「これがあの...」となるし、感服することもまた大。そのモデルの三重塔がある水間寺までは500m余りなので、塔と駅舎との見比べも兼ねて参拝に行く手もありましたが、それは次回のお楽しみということにして、次の駅へと向かいました。

9:35頃、水間観音に到着。大量にぶら下がっている球体は苔玉です。
水間観音駅ホーム。2面2線の駅ですが、2番線(右)の途中から側線が分岐しているので、場所によっては3線に見えます。
水間観音駅改札口。発車標はなく時刻表があるのみ。「昼間割引フリー乗車券」の対象は10時~16時台の14本。
水間観音駅外観。見かけとしては二重塔ですが、頂部の相輪などは仏塔そのもの。
駅舎は国の登録有形文化財。窓部の意匠も凝っていて、吹き抜け構造になっている駅舎内部からもその窓を見ることができます。駅名看板は「水間驛」(旧称)、「水間観音駅」(2009年~)の二本立て。

9時台に動いたことが奏功し、貝塚行きの列車が出るまでの時間に余裕があったことで、隣の三ヶ山口から乗車できたのは好都合でした。土・休日の水間観音発は9:21、9:51、10:21、10:46、11:21、11:46、12:16、12:46・・・と少々変則的。仮に9:46発だったら、歩いて隣駅へというのは難しかったでしょう。



ホーム北側、1番線の隣には「クハ553」が風雨にさらされる形で留置。痛々しい印象を受けます。
ホームから車庫側を撮影。手前は1000形1001編成(赤帯)、奥は同1003編成(青帯)。
こちらは三ヶ山口駅に向かう途中に撮った車庫線と1000形1003編成。右は車体洗浄機。

車庫を横目にしながら550m歩くと、三ヶ山口に到着。ここから9:52発の列車で貝塚方面に戻りつつ、「一日フリー乗車券」での降りて乗ってをいくつかというのがこの時のプランでした。

三ヶ山口駅外観
駅名標の表記は「みけやまぐち」。公式の案内では「みかやまぐち」なので、不一致状態なのだとか。
貝塚行き列車(三ヶ山口9:52発)。再び1007編成に乗り、今度は北へ。

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