乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3860+3861 観音&仲ノ町(2023.7.9)

海鹿島14:42発の定期列車で観音まで乗車。選択肢としては、観音→本銚子→仲ノ町→(徒歩で)銚子、観音(次の上り列車待ち)→仲ノ町→本銚子→銚子といったプランもありましたが、より待ち時間が少なくて済む行程で臨むことにしました。それは観音14:49着→徒歩で仲ノ町へ移動→仲ノ町15:12発→本銚子・・・というもの。徒歩移動を組み込んだのは、観音~仲ノ町は営業キロでは0.6kmと短く、線路沿いに道もあり、銚子に向かう場合であれば下り坂なので負担が少ないことがわかっていたためです。

銚子行き普通列車。観音14:49発のところ、14:51発でした。
観音駅駅名標など。KPPさんの大漁旗やポスター、「銚子電鉄はもんだいガール!!」のボードなど、とにかく目に付くものがいろいろある駅でした。駅名由来の「飯沼観音」は北に300~400mといったところ。行けないことはなかったと思いますが、仲ノ町車庫の見学時間などを考えると、少し厳しい?
観音駅駅舎。駅名から想起されるのとはまるで異なる造りになっているのが特徴。
観音駅外観。ホーム中央部の三角形の大屋根もポイント。
観音駅西側にある南町踏切。この踏切を渡った後は、線路沿いに道(緩やかな下り)が続き、500mほど歩けば仲ノ町駅に出ます。

とは言え、駅の見物や撮影もあるので、20分余りというのは案外短く、できるだけ早足で向かうことに。おかげで15:05には仲ノ町の手前に着きましたが、ここで思いがけない機会が待っていました。仲ノ町車庫の見学(→参考です。

通常なら150円の入場料(入場券)が必要なところ、この日は「銚電まつり」の一環で見学自由という扱い。時間が限られる中でしたが、ミニ機関車「デキ3」、営団地下鉄時代の丸ノ内線車両1000形「デハ1002」、現役の2000形(2502+2002)を間近に見ることができ、有意義でした。

デキ3(左)と2000形2502号(右)
デキ3(前)と1000形デハ1002(後)
国内最小クラスの電気機関車「デキ3」。車長は台車1台分といったところ。後方はヤマサ醤油のタンク。
丸ノ内線で現役だった当時は乗ったであろう1000形「デハ1002」。さすがに劣化が目立ちます。
2000形2502号車。こちらも京王帝都電鉄時代にはどこかしらで乗ったものと思われます。
駅側から見た車庫線など。車庫の見学時間は通常は8:00~16:00です。
仲ノ町駅駅名標(車庫側から撮影)。西海鹿島駅同様、隣駅までの距離は短く、銚子までは0.5km、観音までは0.6km。

車庫でそれなりに過ごしてしまったため、駅舎の方は至って短時間。ひととおり見るなり撮るなりはできたものの、駅売店の方はお預けとなりました。仲ノ町は本銚子から銚子に戻る際にまた通るので、思うところがあればまた下車することも可。とりあえずこの時は15:12発の外川行きで残る未乗降駅に向かったのでした。

仲ノ町駅外観。大正期からの駅舎で、歴史の深さを感じます。
手書きの旅客運賃表。外川駅掲示されていたものと同じ体裁でした。

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