仲ノ町から外川行きの定期列車に乗り、最後に残った未乗降駅へ。本銚子です。
時刻表では15:16着-23発と決して十分な滞在時間ではありませんでしたが、行ったり来たりする中で見た限り、駅周りは木々に囲まれていて、秘境駅のような様相・・・足を延ばしてどこかへという雰囲気ではなかったので、7分でちょうどいい感じでした。
駅の東側に緑のトンネル、駅舎(待合室)はリフォームにより「大正ロマン風」の趣、ネーミングライツ版と従来版が並ぶ駅名標、ホームを跨ぐ「清愛橋」と、小駅ながらも見どころは多い本銚子。駅名だけ見れば、中心地のような印象がありますが、いい意味で裏切られた格好となりました。
行程のラストは、銚子行きの臨時列車。数分遅れての着・発で、終点の銚子の到着も15:29着のところ15:31頃でした。着くと西に進んだ先の総武本線のホームには「B.B.BASE」(団体臨時列車「BOSO地酒バルトレイン」)が停まっていて、ズームで何とか撮影。定刻に着いていれば近くで見物もできたでしょうけど、こちらは時刻通り15:31発だったので、遠くから見送るばかりでした。
「B.B.BASE」についてはたまたまでもあるので、間に合っただけよかったというもの。乗ってきた2000形2501号「大正ロマン電車」の車内を改めて見物、撮影し、JRのホームに向かいました。
という訳で、銚子電鉄の旅は12:20頃から15:30過ぎまでの3時間余りとなりました。全線無料に便乗しての話でしたが、新たに8駅を訪ね、全駅達成できたのは意義深いものがあります。乗った列車は9本。そのうち4本が臨時列車でした。定期列車だけで組んでいた行程では、銚子16:49着の予定だったので、80分の短縮です。無料に加え、臨時列車。その設定の妙、サービス精神に頭が下がる「銚電まつり」の一日でした。