乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#4010+4011 東員&穴太(2024.6.24)

ナローゲージ車両が走る区間となれば、平坦であったり市街地だったりと考えそうなところですが、北勢線はいい意味でその想定を覆すものがありました。阿下喜の次の麻生田に向かう辺りなどは山間地、その次の楚原まではまだ標高があり、山岳鉄道の趣。小さな車両がそうした勾配区間を進んでいる様は何かのアトラクションのようにも思えます。

麻生田~楚原は営業キロでは3.7kmと長さとしては程々ながら、所要時間は約8分と長め。乗っていると、高度やカーブにより速度を抑えていることがわかり、実際以上の距離を感じる駅間でした。

そんな訳で東員町の中心駅である東員には15:24に到着。阿下喜から4駅目ですが、20分以上かかりました。当駅まで来れば本数が増えることもあってもともと下車する予定でしたが、15:24着がすぐに発車せず、停車時間がそれなりにあったことからその間に駅の外へ。阿下喜と同じく有人通路を経由する形での出入りでした。駅周りをひととおり見物してからホームへ。発車は15:32でした。

東員駅駅名標北勢線鉄道むすめ楚原れんげ」のデザイン入り。鉄道むすめの公式サイトによると「名前の由来は、北勢線を支える3市町のいなべ市楚原駅”と桑名市蓮花寺駅”から。ちなみに、勤務地は東員町東員駅”」とのこと。納得です。
西桑名行き列車(東員15:24着-32発)
東員駅外観
有人駅では自動改札機の横の通路(ラッチ)から出入り。ホームは構内踏切を渡った先。

東員で列車一本分浮いたので、降り乗りを追加。いわゆる難読駅がいいだろうとの思いつきで、穴太(あのう)で降りてみました。15:35着-51発と時間は悠々。無人駅なので、「1日乗り放題パス」に記載の「北勢線・・・券売機及び精算機横のインターホンにてお知らせください」をここで初めて実行することになり、そんな余裕を活かす格好になりました。

西桑名行き列車(穴太15:35発)
発車時刻表。15時台の西桑名行きは3本。阿下喜方面は楚原行き、東員行きもあります。
穴太駅外観

駅前の県道を少しばかり散策。涼気を求めてコンビニ等を探したものの店舗の類は見当たらず・・・早めにホームに戻り、ひと休みしながら待つことにしました。

西桑名行き列車(穴太15:51発)


以下は、麻生田から楚原に向かう途中の西側の車窓。標高が下がったところで田園風景が広がり、奥には2024年度開通予定の東海環状自動車道の延伸区間(大安IC~北勢IC)が見えます。最右の山は藤原岳です。

北勢線沿線風景(麻生田~楚原)

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